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サニーサイド Research Memo(4):ブランドコミュニケーション事業は顧客支持強く、ポジショニングは強固(2)

*16:04JST サニーサイド Research Memo(4):ブランドコミュニケーション事業は顧客支持強く、ポジショニングは強固(2)
■サニーサイドアップグループ<2180>の事業概要

3. フードブランディング事業
フードブランディング事業は、オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」のブランディング、ライセンシングビジネス及び海外店舗の管理・運営等を手掛けている。同事業では、PRの発想を活用することで、パンケーキブームを創出しながらブランドを確立し、国内7店舗(ライセンス店舗含む)、海外2店舗を展開している。

「bills」では、足元ではブランド価値を向上するべく改装を実施(2023年12月に七里ヶ浜店、2024年3月に表参道店)していることに加え、年2回のメニュー改編で新たなテーマを訴求するなど集客と客単価上昇に努めている。店舗ごとにターゲットとする顧客層やPRの実施方法を変えており、綿密なマーケティング分析能力を店舗運営に活用している。

同事業は、全社収益に占める割合こそ大きくはないものの、同社のPR機能を体験する「ゲートウェイ」的な役割を担っており、ブランドコミュニケーション事業との間で高いシナジーを発揮している。たとえば、店舗で提供されるメニューや空間には、同社が得意とする話題性や体験設計が反映されており、飲食というリアルな接点を通じてブランドの世界観を表現・拡張する貴重な場となっている。

近年は、インバウンド需要の回復や円安の追い風もあり、訪日観光客を中心とした集客は堅調である。加えて、高付加価値メニューの開発や同社ならではのマーケティング施策なども奏功し、業績は安定的に推移している。

4. ビジネスディベロップメント事業
ビジネスディベロップメント事業は、新規事業の開発・創出によるビジネス領域の拡充を目的としている。同事業の傘下には、(株)TKG Consulting及び(株)グッドアンドカンパニーの子会社2社がある。TKG Consultingでは、商業施設の企画、開発、管理運営やXR映像によるソリューションを提供してきたが、主力事業をコンサルティング事業に転換している。また、グッドアンドカンパニーでは主に、ウェルビーイングや女性活躍推進など社会課題の解決に資するコミュニケーションサービスを提供している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 三浦健太郎)



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