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リソー教育 Research Memo(5):2025年2月期は過去最高売上高更新、各利益は会社計画上回る増益に

*11:05JST リソー教育 Research Memo(5):2025年2月期は過去最高売上高更新、各利益は会社計画上回る増益に
■リソー教育<4714>の業績動向

1. 2025年2月期の業績概要
2025年2月期の連結業績は、売上高で前期比3.7%増の33,394百万円、営業利益で同11.6%増の2,933百万円、経常利益で同10.7%増の2,938百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同4.9%増の1,743百万円と増収増益決算となった。売上高は連続で過去最高を更新し、各利益ともに会社計画を上回り2期連続の増益となった。

売上高は、家庭教師派遣教育事業や幼児教育事業が低迷したものの、学習塾事業や学校内個別指導事業の好調でカバーした。受講生徒数の増加に加えて、一部事業で受講料金の改定を実施したことも増収要因となった。具体的には、2024年3月より「TOMAS」で約3%、2023年11月より「伸芽会」で約17%の値上げを実施した。営業利益も、家庭教師派遣教育事業や幼児教育事業の減益を、学習塾事業や学校内個別指導事業の増益でカバーした。

生徒数増加や値上げ実施等の効果により売上原価率が前期の73.4%から72.9%に低下し、販管費率も広告宣伝費を中心に戦略的に経費を見直したことで同18.4%から18.3%に低下した。主な費用増減項目として、正社員や講師などの人件費が前期比で3%強増加したほか、監査法人の変更等に伴い監査報酬費用が同96百万円増加し、広告宣伝費が減少した。また、親会社株式売却益44百万円、固定資産売却益61百万円を特別利益として計上した一方で、有形固定資産に係る減損損失311百万円、公開買付関連費用96百万円※などを特別損失として計上した。

※ 2024年4月~5月にヒューリックが実施した公開買付に関連した費用。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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