フィスコニュース


株式会社オーケーエム:2025年3月期決算および中期経営計画説明会文字起こし(8)

*12:48JST 株式会社オーケーエム:2025年3月期決算および中期経営計画説明会文字起こし(8)
オーケーエム<6229>

中長期ビジョンを踏まえた第2次中期計画の位置付けについて説明します。

中長期ビジョン「Create 200」は、第一次中期計画では売上高200億円のみを目標にしていましたが、第2次中期計画では売上高200億円に加えて営業利益20億円を新たに設定しました。売上の拡大だけでなく、収益性をより重視して取り組みます。注力する領域や事業、市場を厳選し、リソースを最適に配分していきます。これにより、変革の段階から成長の段階へとフェーズを移していきます。

オーケーエムを取り巻く外部環境について説明します。

世界のバルブ市場は、2024年から2034年にかけて年平均成長率が4.7パーセントと予測されています。世界的なクリーンエネルギーへのシフトに伴い、LNG、アンモニア、水素の需要が増加しています。さらに、船舶分野では環境規制の強化やクリーンエネルギーへの移行が急務となっています。老朽化した船の更新や輸送量の増加を見据え、新規造船の需要も高まっていると認識しています。

第2次中期計画では、3つの基本戦略が業績にどの程度寄与するかを示しています。既存領域の拡充として現在のバルブ事業を基盤に構成しています。これに加えて、国内だけでなく海外市場の開拓を強化し、業績を上積みします。さらに新領域の開発を進め、業績にさらなる上乗せを目指しています。

第2次中期計画の基本戦略の一つ目は既存領域の拡充です。船舶排ガス用バルブの販売を拡大します。第3世代の改良製品「Mark III」を開発し、品質の安定とコスト低減を実現して市場に投入します。LNG用バルブのサイズラインナップも拡充します。また、海外仕様への対応やバリエーションを増やし、販売を拡大していきます。さらに、排ガス用バルブやLNG用バルブのメンテナンス需要が今後増加するため、これらを確実に取り込み、販売をさらに伸ばしていきます。

左側については、引き続きアンモニア用バルブ、二酸化炭素用バルブ、液化水素用バルブの開発を推進します。右側に示しているように、生産性と収益性の向上も進めていきます。当社のカスタマイズ力を活かしつつ、製品仕様の組み合わせを整理整頓します。お客様からはカスタマイズされた特殊なラインナップに見えますが、社内では標準化とシステム化を進めています。受注から出荷までの工程を整理し、最終的にはシステムで統合します。さらに、お客様の情報共有と活用を強化し、的確で迅速な提案を提供していきます。

株式会社オーケーエム:2025年3月期決算および中期経営計画説明会文字起こし(9)に続く



<MY>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2025/05/22 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,053 銘柄
1,901 銘柄   売り
 
 
 
6501 日立製作所 売り転換
6098 リクルートH 売り転換
4519 中外製薬 売り転換
8001 伊藤忠商事 売り転換
9613 NTTデータG 売り転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS