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株式会社キッズスター:2025年12月期第1四半期決算説明会文字起こし(6)

*10:05JST 株式会社キッズスター:2025年12月期第1四半期決算説明会文字起こし(6)
本文

キッズスター<248A>

■質疑応答

【質問】
第1四半期の実績は前年同期と比較して非常に高い数値となっていますが、その要因を教えてください。また、通期予算に対しても進捗率が高く見えますが、業績予想の修正の可能性についてはいかがでしょうか。

【回答】
先ほどもご説明した通り、「ごっこランド」のパビリオン数の増加に加え、前年同期には開始していなかったリアルイベント「ごっこランドEXPO」の売上が寄与しています。また、同じく前年同期にはなかった事業開発・サービスデザイン領域での売上も加わったことで、大きく業績が改善しました。業績予想の修正に関しては、必要に応じて、適切なタイミングで速やかに開示を行う方針です。

【質問】
プレイ回数が現在、月間平均で2,500万回程度となっていますが、今後の価格改定の方針について教えてください。

【回答】
ご指摘の通り、現時点では非常に好調に推移しています。このプレイ回数の増加が一過性のものではなく、通年で継続可能かどうかを慎重に見極めていく考えです。ある程度の傾向が見える夏頃を目安に、状況を確認しつつ、次のステップとして価格改定の議論に進んでいければと考えています。

【質問】
ベトナム現地法人設立に伴い、今後の海外売上はどの程度伸びると見込んでいますか。

【回答】
現時点では、パビリオン出店企業はキユーピーベトナム様1社のみとなっていますが、すでに複数の企業様から引き合いをいただいております。パビリオン出店においては、ダウンロード数やプレイ回数といった指標が重要な要素となりますが、これらは順調に伸びてきています。こうしたユーザー数と利用回数の拡大を背景に、営業面でも成果が期待できる環境が整ってきました。今後も注力して進めてまいります。

【質問】
売上高、営業利益、プレイ回数には季節性がありますか。

【回答】
売上高や利益については、サービスデザインなどの受託事業において、発注時期が偏る場合があり、一定の変動が見られます。一方で、「ごっこランドEXPO」などリアルイベントの展開は年間を通じて拡大しており、これが全体の数値を底上げしています。プレイ回数については、毎年1月に大きく伸びる傾向があり、3月も春休みの影響で増加します。昨年と比較しても、今年は20%程度の伸びとなっており、過去の1桁成長に比べて大きな改善が見られます。これは、踊り場を抜け出し、再び成長局面に入った兆しと捉えています。

【質問】
ベトナムでの出店料は、日本と比べてどの程度の水準でしょうか。

【回答】
現在のところ、出店料は日本の約半分程度とお考えいただければと思います。現在のダウンロード数は約150万で、日本での初期段階と同水準です。そのため、現状では日本と同様のスタート地点にあるとご認識いただければと思います。

【質問】
ベトナムではどのように営業活動を行う予定ですか。また、現地での人材採用は順調ですか。

【回答】
営業活動においては、日本からも人員を派遣し、営業に特化したチームを編成する予定です。現地での人材採用も進めており、現時点ではまだ確定には至っていませんが、協力できそうな候補者との調整を進めている段階です。また、現地に在住する日本人の方をパートナーとして迎え、その人脈を活かしてビジネスを展開していく体制も整えつつあります。こうした連携を通じて、しっかり成果を出していきたいと考えています。

【質問】
今後、従業員の積極採用や広告宣伝費の大幅な増加を検討していますか。事業拡大に向けてもっと積極的な投資をしても良いのではないでしょうか。

【回答】
人材に関しては、案件数の増加に対応するため、幅広く積極的な採用を進めていきたいと考えています。広告宣伝費については、新たな取り組みに向けたチャレンジ枠を設けてはいますが、すでに一定数の顧客獲得が安定しており、無理に急拡大を狙うよりも、クライアントの増加スピードや全体のバランスを見ながら、着実に積み上げていく方針のため、現時点では、大幅な広告費の投入を行う予定はありません。

■キッズスター 平田
本日は、2025年12月期の決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございました。2025年度は、「ごっこランド」の拡大はもちろん、リアルイベントである「ごっこランドEXPO」や海外展開に向けたベトナム法人の設立など、足元では着実な成長を積み重ねながら前進してまいります。また、中長期的には成長角度を一段と高めるための取り組みにも注力してまいります。

現在、800万ダウンロードに迫る「ごっこランド」の資産を活用し、既存事業の強化だけでなく、M&Aなども視野に入れた新たな事業展開によって、次の成長ステージを切り拓いていきたいと考えています。今後の弊社の成長に、ぜひご期待いただければ幸いです。本日は誠にありがとうございました。



<HM>



 
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