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精工技研---25年3月期は2ケタ増収・大幅増益、精機関連と光製品関連のいずれも過去最高の売上に

*18:45JST 精工技研---25年3月期は2ケタ増収・大幅増益、精機関連と光製品関連のいずれも過去最高の売上に
精工技研<6834>は14日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比26.6%増の199.82億円、営業利益が同167.7%増の28.17億円、経常利益が同134.7%増の29.79億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同192.4%増の22.25億円となった。

精機関連の売上高は92.00億円(前連結会計年度比5.6%増)となり、過去最高となった。電気自動車の市場拡大を背景に、電気自動車のカーエアコンに搭載されるコンプレッサー用部品やインバーター用部品の売上が増加したものの、国内自動車メーカーの中国市場向けの販売が伸び悩み、各種センサー用部品の売上が減少した。2024年10月に連結子会社化したエムジーは、車載用の各種コネクタやボールペン等の事務用部品を量産成形しており、当第4四半期連結会計期間より損益を算入している。開発面では、創業以来培ってきた精密金型技術や射出圧縮成形技術、微細転写技術等を応用し、自動車や医療、バイオ等の産業領域において、顧客と共に新たな精密成形品の量産化に向けた技術課題の解決に取り組んだ。

光製品関連の売上高は107.82億円(前連結会計年度比52.5%増)となり、過去最高となった。生成AIの普及や5G通信の拡大等を受けて、世界中でデータセンターの新設が活況となり、光コネクタ等の光通信用部品の需要が増大した。これにより、光コネクタを製造する際に使用する光コネクタ研磨機や検査・測定装置の売上高が大きく増加した。2024年12月には当社子会社の杭州精工技研有限公司が、中国江蘇省蘇州市に本社を置く光通信用部品メーカー、蘇州安捷訊光電科技股份有限公司と合弁で精工訊捷光電有限公司を設立した。この合弁会社の設立により、両社で共同して次世代に向けた光通信用部品を開発、量産化して市場に供給する計画である。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.1%増の220.00億円、営業利益が同6.5%増の30.00億円、経常利益が同4.0%増の31.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.4%増の23.00億円を見込んでいる。

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