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SFP Research Memo(4):エリア別価格の導入、「鳥良商店」の全面リニューアルなどに取り組む

*15:04JST SFP Research Memo(4):エリア別価格の導入、「鳥良商店」の全面リニューアルなどに取り組む
■主な活動実績

1. 新規出店及び業態転換の実績
SFPホールディングス<3198>の2025年2月期は、8店舗(内、FC2店舗)の新規出店及び3店舗の業態転換を行った。新規出店の内訳は、磯丸水産4店舗(金沢店、なんばセンター街店、大船店、センテラス天文館店)、磯丸水産食堂1店舗(横浜ワールドポーターズ店)、五の五2店舗(あべのルシアス店、本厚木北口店)、鉄板ホルモン五の五1店舗(川口店)となっている※。特筆すべきは、地方都市への出店拡大に向けて未開拓エリアであった石川県(金沢店)や鹿児島県(センテラス天文館店)での初出店や、第2の柱として注力する大衆酒場業態「五の五」による新規出店3店舗(鉄板ホルモン五の五を含む)が含まれていることである。金沢店、センテラス天文館店ともに順調に立ち上がっており、今後も地方都市への出店に加え、東京都、大阪府、京都府などインバウンド需要の高いエリアにも出店機会を探る方針だ。また、業態転換はすべて「五の五」であり、「磯丸水産」で足場を固めたエリアへの新規出店や業態転換を通じて都市部での足場を固めていく。

※ その内、FC店は金沢店(磯丸水産)、横浜ワールドポーターズ店(磯丸水産食堂)である。

2. エリア別価格の導入
第4四半期より繁華街エリアで価格を見直し、高価格帯メニューを投入した※1。酒類値上げや店舗運営コストの上昇を見据えた取り組みである。一方、住宅・郊外エリア価格は据え置くとともに、ランチ帯は客足の鈍化を避けるため、全エリア共通としている。また、深夜料金(24時〜5時)の導入も検討中である。同社では、繁華街の78店舗に加え、訪日客中心の3店舗についても一部のフード類、ドリンクはアルコール類を中心に新価格としており、客層や時間帯を勘案した価格設計(ダイナミックプライシング※2の導入)により、価格の最適化による精度の高い収益管理を実現し収益性を高める考えだ。

※1 対象は磯丸水産の繁華街エリアにある直営78店舗(全体の約8割)である。
※2 需要の動向等を勘案しながら柔軟に価格を決定すること。

3. 「鳥良商店」の全面リニューアル
2024年11月より「鳥良商店」の全面リニューアルに着手した。大衆感演出による来客数増に狙いがあり、注力する大衆酒場業態での手応えが背景にあると考えられる。生ビール、ハイボールの低価格化やこれまでなかった焼き鳥メニューの投入などにより大衆感を演出する。また、メニューの絞り込みにより、オペレーションの簡略化を図っている。2024年11月に先行リニューアルした3店舗の2025年2月期第4四半期の実績は、来店客数が前年同期比13.0%増、客単価が5.0%増と順調にスタートしている。2025年2月期末のリニューアル店舗は6店舗(従来店舗は21店舗)まで増やした。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)




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