フィスコニュース


JRC Research Memo(10):25年2月期通期決算概要・中計、26年2月期連結業績予想文字起こし(10)

*16:09JST JRC Research Memo(10):25年2月期通期決算概要・中計、26年2月期連結業績予想文字起こし(10)
JRC<6224>

具体的な施策としては、まず東南アジア市場に注力します。

タイでは貿易拡大と発電・セメント・製糖といった主要産業への展開、インドネシアでは営業基盤の拡充、ベトナムでは現地生産体制の構築など、国ごとの戦略を強化しています。

さらに、CEMA規格対応製品の開発や、グローバルパートナーとのネットワーク構築、総合商社との連携も進めており、2028年には海外売上10億円、長期的には150億円を目指してまいります。

環境プラント市場は、今まさに構造的な更新需要と社会課題によって成長機会が拡大しています。

平成初期に整備されたごみ処理・水処理施設の老朽化により、更新ニーズが急速に高まり、また、脱炭素や自治体の業務効率化といった流れが後押しとなっています。

当社のシェアや施設カバー率は概ね数パーセント台にとどまっており、今後のシェア拡大の余地は極めて大きいと捉えています。

当社の環境プラント事業においては、設計・製作・据付・メンテナンスまでを一貫対応できる体制が最大の強みです。

このワンストップ体制をさらに強化することで、顧客であるプラントメーカー各社、ひいてはその先の自治体や官公庁からの信頼をより高め、選ばれる存在になることを目指します。

また、M&Aを通じて前後工程を含むバリューチェーン領域への拡張にも取り組み、顧客単価と市場シェアの同時拡大を狙ってまいります。

売上目標は2025年比で約1.4倍、31億円規模を目指しています。

ロボットSI事業は、社会的ニーズの高まりを背景に大きな成長可能性を秘めています。

特に食品製造業では、人手不足、生産性の低さ、そして労災リスクという3つの構造的課題を抱えており、ロボットによる工程自動化が強く求められています。

当社はこうした社会課題に応える存在として、食品・医薬品領域を中心にロボットソリューションの提供を拡大し、業界全体の変革に貢献していきます。

食品製造業では、特に「原料処理」「製造・加工」「包装・充填」の3工程に人員が集中しています。その一方で、ロボット化の比率はまだ低く、現場からは「今後ロボット化したい」という強いニーズが表れています。

当社は、導入の難易度や工程特性をふまえた最適な提案で、この未開拓ゾーンに対して柔軟に対応し、付加価値の高い自動化を実現してまいります。

【JRC】25年2月期通期決算概要・中計、26年2月期連結業績予想文字起こし(11)に続く



<FA>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2025/04/24 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   2,674 銘柄
464 銘柄   売り
 
 
 
9432 日本電信電話 売り転換
9433 KDDI 売り転換
9434 ソフトバンク 売り転換
6503 三菱電機 売り転換
6301 小松製作所 売り転換



注目コラムランキング

 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS