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キットアライブ Research Memo(7):人材投資を優先し、現時点で配当実施の可能性などは未定
2025/04/24 18:47
*18:47JST キットアライブ Research Memo(7):人材投資を優先し、現時点で配当実施の可能性などは未定
■株主還元策
キットアライブ<5039>は株主に対する利益還元を重要な経営課題としているが、同社の最重要課題である人材の採用と育成、さらなる成長に向けた組織体制の構築を優先しており、設立以来、配当を実施していない。将来的には、財政状態及び経営成績、市場動向の状況を勘案しながら配当の実施を目指しているが、現時点においてその可能性や実施時期などについては未定である。同社が剰余金を配当する場合は中間配当と期末配当の年2回で、配当の決定機関については、期末配当を株主総会、中間配当を取締役会とし、中間配当は毎年6月30日を基準日としている。
■トピックス
子どもの健全育成のため、四半期ごとに地域に寄付する「KidsAlive」制度を実施
1. 地域の成長を促す寄付活動「KidsAlive」制度を実施
2022年1月より「地域が成長することで、会社も成長する」というモデルを目指し、「KidsAlive(キッズアライブ)」という制度を実施している。18歳未満の子どもがいる社員に対し月額1万円を支給しており、社員に給付する子ども手当の合計額を養育支援団体などに四半期ごとに寄付する。
2024年6月末には、札幌市が推進する「大学応援プロジェクト」への寄付を実施した。このプロジェクトは、札幌市内に立地する大学や研究機関が行う最先端の研究活動、人材育成、さらには地域社会の課題解決に資する公益的な活動を支援するものであり、大学間の連携促進も目的としている。同社はこの寄付を通じて、地域の教育・研究環境の発展に貢献するとともに、将来のIT人材の育成や地元経済の活性化に寄与する姿勢を明確にしている。
2. 従業員持株会の設立
2024年5月、同社はインサイダー取引へのリスクを低減したうえで、従業員による同社株式の取得・保有を進めるため、従業員持株会設立を発表した。2024年6月から1口1,000円、上限を50口、奨励金付与率を拠出金の20%として拠出を開始した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<KM>
■株主還元策
キットアライブ<5039>は株主に対する利益還元を重要な経営課題としているが、同社の最重要課題である人材の採用と育成、さらなる成長に向けた組織体制の構築を優先しており、設立以来、配当を実施していない。将来的には、財政状態及び経営成績、市場動向の状況を勘案しながら配当の実施を目指しているが、現時点においてその可能性や実施時期などについては未定である。同社が剰余金を配当する場合は中間配当と期末配当の年2回で、配当の決定機関については、期末配当を株主総会、中間配当を取締役会とし、中間配当は毎年6月30日を基準日としている。
■トピックス
子どもの健全育成のため、四半期ごとに地域に寄付する「KidsAlive」制度を実施
1. 地域の成長を促す寄付活動「KidsAlive」制度を実施
2022年1月より「地域が成長することで、会社も成長する」というモデルを目指し、「KidsAlive(キッズアライブ)」という制度を実施している。18歳未満の子どもがいる社員に対し月額1万円を支給しており、社員に給付する子ども手当の合計額を養育支援団体などに四半期ごとに寄付する。
2024年6月末には、札幌市が推進する「大学応援プロジェクト」への寄付を実施した。このプロジェクトは、札幌市内に立地する大学や研究機関が行う最先端の研究活動、人材育成、さらには地域社会の課題解決に資する公益的な活動を支援するものであり、大学間の連携促進も目的としている。同社はこの寄付を通じて、地域の教育・研究環境の発展に貢献するとともに、将来のIT人材の育成や地元経済の活性化に寄与する姿勢を明確にしている。
2. 従業員持株会の設立
2024年5月、同社はインサイダー取引へのリスクを低減したうえで、従業員による同社株式の取得・保有を進めるため、従業員持株会設立を発表した。2024年6月から1口1,000円、上限を50口、奨励金付与率を拠出金の20%として拠出を開始した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<KM>




