フィスコニュース


不二精機 Research Memo(7):2025年12月期は増収及び2ケタの経常増益を見込む

*15:07JST 不二精機 Research Memo(7):2025年12月期は増収及び2ケタの経常増益を見込む
■不二精機<6400>の今後の見通し

1. 2025年12月期の業績見通し
2025年12月期の連結業績は、売上高8,819百万円(前期比6.9%増)、営業利益405百万円(同0.0%増)、経常利益367百万円(同11.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益226百万円(同62.3%増)を見込んでいる。国内に加え中国市場を中心に医療用精密金型の大幅拡大を見込むも、一方で自動車向け精密成形品の売上げ減を想定している。利益面では材料費の高止まり、円安一巡から売上総利益率は若干低下の見込みであり、EV用部品等の開発が本格化することから販管費は増収効果でも販管費比率は横ばいに留まるとして、営業利益も横ばいの見通しとしている。経常利益は為替変動分を加味せず、増益を見込む。

2. 事業別見通し
事業別売上高の見通しは、射出成形用精密金型及び成形システム事業が売上高3,438百万円(前期比33.5%増)、精密成形品その他事業が5,381百万円(同5.2%減)を見込んでいる。射出成形用精密金型及び成形システム事業は注力している医療用・食品容器用が2,479百万円(同89.8%増)と、前期の受注残高1,406百万円(同32.4%増)の消化と海外でのダイアライザー用金型の大型受注獲得から売上げ拡大を見込んでいる。

精密成形品その他事業は、注力している自動車向けを4,463百万円(前期比2.9%減)と見込んでいる。近年の自動車販売の伸び悩みと円安一服から、2輪向けは堅調な見通しも全体として微減収を見込み、控え目な予想としている。

利益面では原材料費の高止まりや円安効果が一巡する見通しで、売上総利益率を前期比0.3ポイント悪化の19.1%を前提とし、売上総利益は同5.2%増に留まるとしている。また販管費ではEV関連の開発や人件費などの増加により、販管費比率が前期並みの14.5%として、営業利益で横ばいを予想している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)



<HN>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2025/03/28 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,844 銘柄
1,201 銘柄   売り
 
 
 
7267 本田技研工業 売り転換
6902 デンソー 売り転換
4661 OLC 売り転換
5108 ブリヂストン 売り転換
9020 東日本旅客鉄道 売り転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS