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RIZAP-G Research Memo(1):2025年3月期第3四半期は、営業黒字化を達成

*12:01JST RIZAP-G Research Memo(1):2025年3月期第3四半期は、営業黒字化を達成
■要約

RIZAPグループ<2928>は“「人は変われる。」を証明する”という唯一無二の理念の下、健康づくり事業を中心に、ヘルスケア・美容、ライフスタイル、インベストメントの3領域で多様な事業を展開する総合企業である。「自己投資産業でグローバルNo.1」をビジョンに掲げ、持株会社体制の下、M&Aを積極的に活用しながら飛躍的に成長を遂げ、上場子会社5社を含むグループ企業67社、連結従業員数4,645名を擁するまでに成長した(2024年3月末時点)。2006年に札幌証券取引所アンビシャス市場に株式を上場しており、進行中の中期経営計画では営業利益40,000百万円(2027年3月期)を目指して新規事業「chocoZAP(R)」事業の積極展開等を行っている。

1. 2025年3月期第3四半期の業績概要
売上収益に関しては、コンビニジム(R)「chocoZAP」事業の成長が継続しており、RIZAP関連事業(chocoZAP事業含む)が大幅な増収(前年同期比8,548百万円増)と全社の成長をけん引した。「chocoZAP」出店ペースは抑制気味ではあるが、前期末からchocoZAPが399店舗増加し、2024年12月末の店舗数は1,782店舗となった。店舗数の増加に伴い会員数も伸びており、2025年2月14日時点で133.7万人(法人トライアル会員を一定数含む)となった。進行期は、洗濯・乾燥機やカラオケの新規サービス導入や人的サポートの導入、機器メンテナンス及び清掃の強化などの顧客満足度向上策が行われており、退会率を一定以内に抑制している。chocoZAPの成功はRIZAP(ボディメイク)へも好影響があり、RIZAP本入会者の増加につながった。既存事業では、(株)アンティローザ、MRKホールディングス<9980>、BRUNO<3140>、一新時計(株)等の増収分(同6,039百万円増)があった一方で、REXT Holdings(株)(トレカ市場反動減及び前年度の退店影響、堀田丸正<8105>(受注減、原価高)などによる減収(同6,426百万円減)があった。利益面は、chocoZAP事業で主に上期に戦略的投資を実施したことで、第1四半期が営業赤字となったが、その後はRIZAP関連事業(chocoZAP事業含む)の利益改善を主因として黒字化し、第3四半期累計でも黒字化を達成した。なお、店舗投資の資金調達に関連して金融費用(2,809百万円)が重くなっているが、財務健全化に伴いリファイナンスを実施し、負担を軽減する計画が進行中である。

2. 2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の業績見通しは、売上収益が177,700百万円(前期比6.9%増)、営業利益が6,300百万円(前期は594百万円の損失)、税引前利益が3,100百万円(同4,524百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益が2,000百万円(同4,300百万円の損失)と、chocoZAP事業の先行投資フェーズが終了したことにより通期での黒字転換を予想する(期初予想通り)。2025年3月期は“既存会員の満足度向上”に重点を移している。具体施策としては、新サービス(カラオケ、洗濯・乾燥機など)の導入加速、ちょこっとサポート導入(トレーナー配置等)、コンシェルジュ導入(コールセンター)、清掃の強化、マシン故障対応の迅速化などであり、上期に積極的な投資を行いその成果が顕在化する。結果として、退会率は足元で安定して抑制できている。進行期の第3四半期から2026年3月期にかけては、本格的な投資回収フェーズに入る計画であり、実際に2025年3月期第3四半期単独では2,711百万円の営業黒字である。chocoZAP事業は、先行投資を行わなければ、実力的には高収益な事業である。店舗品質を向上させる先行投資のピークが越えたこと、新しいマシンメンテナンス体制の導入や広告宣伝手法の改革、自社物流の導入などchocoZAPの事業モデルの進化が続いていることなどを勘案すると、通期利益目標(営業利益63億円)は達成の可能性が十分あると弊社では考えている。

3. 成長戦略・トピックス
マシン故障対応に関しては、「お店の状況わかるナビ!」及び「QRコード導入」が2024年12月に導入され大きな進展があった。「お店の状況わかるナビ!」は全店舗のマシンの故障・対応状況、清掃状況、備品補充状況などが一覧できるWebページである。「QRコード導入」は各マシンに貼られたQRコードから誰でもすぐにスマホで連絡が可能であり、QRコードをスマホで読み込めば修理完了予定日もひと目で分かる。既に全店舗に配備済みであり、これらにより全国の店舗からマシンの故障状況や各種不具合等、顧客の声が即時に届く体制が整った。

修繕・メンテナンス実務に関しては、ちょこっとサポート人員(社員)やセルフメンテナンス会員制度などを活用して迅速に対応できるマンパワーを確保した。また、ノウハウをマニュアル化し専門業者並みの作業品質に近づける取り組みも行う。上記の結果として、フィットネスマシン故障率は6.1%(2024年11月末)から約4%改善し、1.7%(2025年2月末見込み)まで低減した。コスト面でも、メンテナンスの内製化により修繕費は35%低減した(導入前の月と比較)。

■Key Points
・2025年3月期第3四半期は、chocoZAP事業の収益力向上を主因に営業黒字化を達成
・2025年3月期は売上高1,777億円、営業利益63億円と増収増益を予想。投資回収フェーズに入り収益拡大中
・chocoZAPの故障・不具合対応で大きな進捗。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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