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ストレージ王---25年1月期増収・営業利益増益、トランクルーム開発分譲事業が売上高・利益ともに増加

*16:57JST ストレージ王---25年1月期増収・営業利益増益、トランクルーム開発分譲事業が売上高・利益ともに増加
ストレージ王<2997>は14日、2025年1月期決算を発表した。売上高が前期比28.2%増の42.62億円、営業利益が同13.9%増の1.71億円、経常利益が同8.6%増の1.70億円、当期純利益が同31.4%減の0.75億円となった。

トランクルーム運営管理事業の売上高は前期比18.7%増の8.89億円、セグメント損失は0.53億円(前期は0.75億円の損失)となった。トランクルームを利用者に貸し出し、運営・管理を行うことにより利益を得ている。利用者から受領するトランクルーム利用料及びプロパティマネジメント受託収入が売上であり、トランクルームを所有あるいは賃借するコスト及び運営に必要なコストが原価となる。当年度は、既存店舗の稼働室数維持・拡大、新規契約者の獲得に努めてきた。また、コンテナ型トランクルームの新規自社保有物件を増やしたことによるトランクルーム販管費が増加した。

トランクルーム開発分譲事業の売上高は同36.4%増の33.13億円、セグメント利益は同11.5%増の4.47億円となった。トランクルームを企画、開発し、不動産投資家に売却することで利益を得ている。売却代金が主な収入であり、開発に要したコストが原価となる。当年度は、開発物件仕入の獲得に努めてきた。また、10物件(コンテナ型トランクルーム)のコンテナ部分及び6物件(ビルイン型トランクルーム)並びに1物件(販売用不動産)を投資家へ売却した。

その他不動産取引事業の売上高は同59.0%減の0.59億円、セグメント利益は同33.0%減の0.17億円となった。トランクルーム以外の不動産を不動産投資家へ仲介、再販することなどで利益を得ている。仲介手数料または売却代金が主な収入であり、不動産の仲介または仕入に要したコストが原価となる。当年度は、自社所有の不動産賃料収入が増加した。

2026年1月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.2%増の44.00億円、営業利益が同7.6%増の1.85億円、経常利益が同1.2%増の1.73億円、当期純利益が同72.4%増の1.30億円を見込んでいる。

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