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タムロン Research Memo(9):株主還元を拡充、2025年12月期は連続増配
2025/03/18 16:19
*16:19JST タムロン Research Memo(9):株主還元を拡充、2025年12月期は連続増配
■株主還元策
タムロン<7740>は2026年12月期までの中期経営計画期間中の株主還元方針として、「長期的視野での経営体質強化及び新事業展開等を図るための研究開発や設備投資等を勘案するとともに、業績に応じた利益配分に努め、配当性向40%程度を目安に継続的な配当を行う方針」としているほか、安定配当面を強化し、1株当たり年間配当金の下限額を従前の50円から80円に引き上げた。また、総還元性向については60%程度を目安としており、配当性向で40%、自己株式取得で20%としている。
同方針に基づき、2024年12月期の1株当たり配当金は前期比55.0円増配の140.0円(配当性向39.8%)とし、自己株式取得も1,999百万円(31万株)実施した。2025年12月期の1株当たり配当金は前期比5.0円増配の145.0円(配当性向40.4%)と5期連続の増配を予定している。また、自己株式取得についても2025年2月に3,980百万円(100万株)を実施しており、総還元性向では67%程度となる見通しだ。取得した株式については全株消却する方針となっている。さらには、株式の流動性向上と投資家層の拡大を目的に、2025年6月末を基準日として1対4の株式分割を実施する予定であり、株主還元に積極的な企業として注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
■株主還元策
タムロン<7740>は2026年12月期までの中期経営計画期間中の株主還元方針として、「長期的視野での経営体質強化及び新事業展開等を図るための研究開発や設備投資等を勘案するとともに、業績に応じた利益配分に努め、配当性向40%程度を目安に継続的な配当を行う方針」としているほか、安定配当面を強化し、1株当たり年間配当金の下限額を従前の50円から80円に引き上げた。また、総還元性向については60%程度を目安としており、配当性向で40%、自己株式取得で20%としている。
同方針に基づき、2024年12月期の1株当たり配当金は前期比55.0円増配の140.0円(配当性向39.8%)とし、自己株式取得も1,999百万円(31万株)実施した。2025年12月期の1株当たり配当金は前期比5.0円増配の145.0円(配当性向40.4%)と5期連続の増配を予定している。また、自己株式取得についても2025年2月に3,980百万円(100万株)を実施しており、総還元性向では67%程度となる見通しだ。取得した株式については全株消却する方針となっている。さらには、株式の流動性向上と投資家層の拡大を目的に、2025年6月末を基準日として1対4の株式分割を実施する予定であり、株主還元に積極的な企業として注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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