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トレードワークス Research Memo(8):2025年12月期は連続2ケタ増収、営業利益は2期ぶりの黒字転換へ

*11:08JST トレードワークス Research Memo(8):2025年12月期は連続2ケタ増収、営業利益は2期ぶりの黒字転換へ
■今後の見通し

2. 2025年12月期の業績見通し
トレードワークス<3997>の2025年12月期の連結業績は、売上高で前期比13.3%増の5,200百万円、営業利益で180百万円(前期は55百万円の損失)、経常利益で180百万円(同53百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益で100百万円(同151百万円の損失)を計画している。上期はFX/CFD取引プラットフォーム等の新たなアセットの開発から営業、導入フェーズとなるため、営業利益で若干の損失計上を見込んでいるが、下期は各種新サービスが順次立ち上がり、並行して米国株22時間化対応プロジェクトも複数スタートすることから収益も拡大する見通しで、全般的に堅実かつ達成確度の高い業績計画だ。

売上高については新規プロジェクトの寄与もあり2ケタ増収が続く見通しだ。株式取引システムで既存顧客からの継続受注が見込まれるほか、FX/CFD取引プラットフォームの開発案件も受注しており第2四半期にリリースする予定である。また、前下期より開始したブロックチェーン技術を用いた特典配信プラットフォームサービス「toku-chain」も顧客数の拡大により伸長が期待される。子会社についても市場環境が良好なこともあり、引き続き堅調に推移する見通しで、あじょについては岩井コスモ証券やヒロセ通商など大阪に本社を置く顧客を中心に協業案件を増やしていく方針だ。

営業利益は増収効果に加えてコスト管理の徹底、並びにDX推進による業務効率向上に取り組むことで、2期ぶりの黒字に転じる見通しである。なお、2025年4月より事業を開始するオンライン型金融アドバイザリーサービスについては業績計画に織り込んでいないため、立ち上がりの状況によっては上振れ要因となる可能性がある。第2四半期決算の発表頃には初年度の見込みが把握できそうなため、手応えが良ければ業績計画に加味することになる。

人材投資については2025年春の新卒で9人を採用したほか、キャリア採用も継続していく。ただ、ここ2〜3年で積極的な採用を行ってきたことから、2025年はPM(プロジェクト管理)人材の育成により注力することで、サービス品質の向上や不採算案件の発生防止につなげていく考えだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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