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【eWeLL・割安超高収益企業】著名投資家はっしゃん氏が中野社長へ直球質問!Vol.5

*16:22JST 【eWeLL・割安超高収益企業】著名投資家はっしゃん氏が中野社長へ直球質問!Vol.5
【eWeLL<5038>・割安超高収益企業】著名投資家はっしゃん氏が中野社長へ直球質問!Vol.4の続き


●はっしゃん
ありがとうございます。では、続いて、ちょっとだけ意地悪な質問になるんですけれども、よろしいでしょうか。

御社が訪問看護ステーション向けの開発、クラウドサービスということで、非常に右肩上がりで好調だというのは承知していますが、最近、一部の訪問看護関連企業において不祥事が報道されています。具体的な企業名は控えますが、訪問看護の過剰請求が問題となり、1日に何度も訪問を行ったとされるケースがありました。その結果、業績の下方修正や株価の大幅下落につながった企業もあり、一般投資家の間では「訪問看護業界に対する不安感」が広がっている印象を受けます。こうした状況について、御社としてどのように捉えているのか、率直なご意見をお聞かせいただければと思います。

■eWeLL中野
はい、ありがとうございます。まず、この件について何が問題だったのかという点は、現時点で第三者委員会による調査が進められているため、詳細についてはまだ明確にはなっていない部分もあるかと思います。ただ、我々として重要なのは、何が問題だったかを論じることよりも、「このような状況の中で我々が何をできるのか、どのような立ち位置で考えているのか」という点だと考えています。

実は、今回問題となっているようなケースにおいて、当社のシステム「iBow」を100%適切に活用していただいていれば、このような事態は起こり得なかったと考えています。なぜなら、当社は電子カルテの領域をデジタル化しており、さらに「iBowレセプト」を活用することで、電子カルテからレセプト請求が自動的に流れる仕組みになっています。このため、手作業による誤入力や不適切な請求が発生する余地がなく、システムをしっかりと運用していただければ、不正やミスが起きる可能性を限りなくゼロにすることができると考えています。

もし問題が発生するとすれば、それは電子カルテの日々の業務データを故意に改ざんした場合などが考えられます。しかし、そのような改ざんが行われる可能性は極めて低いと考えています。なぜなら、日々の業務の記録は管理者によるチェックなど、様々なハードルをクリアしなければならないからです。どこかのタイミングで正式に発表しても良いのではないか、という話も出ていますが、結局のところ、システムをしっかりと適切に使っていただくことが重要であると考えています。

例えば、「iBow」の日々の記録を活用しながら、連携していない他社のレセプト請求システムを使用した場合、結局は従来のレセプト請求の流れと何ら変わらなくなってしまいます。その場合、1日になった時点でレセプト請求のためのデータ入力が必要となり、そこに人の手が介在することで、不正や誤入力のリスクが発生することになります。

しかし、当社システムでは、電子カルテとレセプト請求が完全に連携しているため、人が介在せずにデータがそのまま請求へとスライドする仕組みになっています。この点が当社のシステムの大きな強みであり、「iBow」と「iBowレセプト」をセットで使用することで、こうした問題が発生しない環境を実現できる状況です。

●はっしゃん
はい、ありがとうございました。確かに私自身、訪問看護の専門的な知識があるわけではないので、細部までは分からなかったのですが、確かにシステムを適切に設計し、しっかりと運用していれば不正を未然に防ぐことができるということですね。

■eWeLL中野
はい、その通りです。これは基本的な原則になりますが、訪問看護を含む医療・介護の請求業務では、実際に行った業務を前提に請求を行うことが大前提です。つまり、請求のデータをメモなどの手書き記録を基に作成するという方法を取ると、意図的かどうかに関わらず、誤請求や不正請求のリスクが生じてしまうことになります。

つまり、これは訪問看護に限らず、一般的なビジネスでも共通する基本的な流れですが、何か業務を行った後に、それに対する請求を立て、売上を計上するというのが正しいプロセスです。訪問看護においても、この原則を踏襲することが重要になります。

具体的には、まず電子カルテを活用し、日々の業務を適切に記録することが第一歩となります。当社のシステムでは、電子カルテ上で記録された業務データがそのまま請求に反映されるため、人が介在する余地が少なくなり、不正やミスを防ぐ仕組みになっています。
システムをしっかりと活用すれば、請求業務を適正に管理することができます。

この流れを粛々と実行し、適切にシステムを活用していただくことで、不正や誤請求といったトラブルを未然に防ぐことが可能になります。そういったトラブルを回避できることも、当社システムを使っていただく時の大きな強みになると考えております。

●はっしゃん
ありがとうございます。それでは、最後の質問です。最近の社会情勢に関する影響について教えてください。

日本は人口減少社会へと進んでおり、その中で介護や医療を必要とする高齢者の数は増加していく一方で、その担い手となる人材は減少していくことが大きな課題となっています。この構造的な問題は、訪問看護業界にも大きな影響を及ぼすと考えられます。

また、最近のインフレの影響で、賃金の上昇や物価の高騰が進んでおり、介護・医療業界においても運営コストの増加が避けられない状況になっています。こうした環境変化に対して、御社はどのように捉えられ、どのように対応していくのかをお聞かせください。

■eWeLL中野
はい、ありがとうございます。おっしゃる通り、患者数に対し訪問看護師の数は不足しており、今後は少ない人員で多くの業務量を賄っていかなければならない状況です。一方で、DXを推進することにより、訪問看護ステーションの業務効率を向上させ、同じ看護師の人数でもより多くの患者をカバーできるようにすることが可能だと考えています。

また、訪問看護ステーション側の立場に立ってみると、85歳以上の人口は2040年まで継続的に増加すると推計されており、訪問看護のニーズは右肩上がりに拡大していくことが明らかになっています。当社としては、DX化をさらに進め、訪問看護ステーションが限られたリソースの中でも高いカバー率を維持できるよう支援していくことが重要な役割だと認識しており、今後もその取り組みを強化していきたいと考えています。

●はっしゃん
はい、ありがとうございます。やっぱりキーワードは DXということですね。本日は、成長企業として訪問看護の分野でイノベーションを実現している企業eWeLL様に、非常に興味深いお話を伺うことができ、大変勉強になりました。貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

■eWeLL中野
ありがとうございました。

■終わりのあいさつ
▲フィスコ パルベルク
ありがとうございました。最後に中野様、はっしゃんからご挨拶いただきたいと思います。それでは、中野様からよろしくお願いいたします。

■eWeLL中野
はい。今日は長い時間お付き合いいただきましてありがとうございました。しっかりと説明させていただけたのかちょっと不安ですが、これからも引き続き頑張っていきますので、応援のほど、よろしくお願いいたします。

▲フィスコ パルベルク
ありがとうございます。はっしゃんさん、本日の対談、いかがでしたでしょうか。

●はっしゃん
はい、とても勉強させていただきましたし、誰にも身近な問題で、日本の社会課題解決に正面から取り組まれている企業様ということで、非常に感銘を受けました。これからも、決算とか企業価値、そして理論株価を通してウォッチし続けたい企業様でございますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

▲フィスコ パルベルク
はい、ありがとうございます。それでは、対談を終了させていただきます。ご視聴いただきありがとうございました。



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