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サンフロ不動産 Research Memo(5):好調なストック型事業において過去最高益を更新(1)

*13:05JST サンフロ不動産 Research Memo(5):好調なストック型事業において過去最高益を更新(1)
■サンフロンティア不動産<8934>の業績動向

1. 2025年3月期第3四半期の業績概要
2025年3月期第3四半期の業績は、売上高60,501百万円(前年同期比2.8%減)、営業利益11,970百万円(同15.5%減)、経常利益11,414百万円(同17.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益7,855百万円(同19.4%減)となった。不動産サービス事業やホテル運営等のストック型事業において過去最高益を更新し、堅調な業績を記録した。リプランニング事業においては、累計販売件数が前年同期比で2件増加し、期初計画に沿った進捗が見られるとともに、第4四半期に多数の物件決済を実施する予定である。決算発表日時点(2025年2月6日)における契約ベースを含む物件売却による売上総利益は通期業績予想の90%超を達成している。また、不動産サービス事業では建物管理の受託や売買仲介による新規顧客の獲得と、既存顧客へのサブリース等の提案強化が実を結び、第3四半期累計において過去最高の業績を更新した。加えて、ホテル運営事業は国内旅行需要の回復とインバウンド需要の拡大を的確に捉え、高稼働と高収益の両立を実現している。なお、ホテル開発事業においては、物件売却が第4四半期に予定されるとともに、M&A及びホテル開発用地の取得・工事が順調に進捗している。

販売費及び一般管理費については、計画どおりの進捗が見られ、人的資本投資による人件費の増加や、事業・システムへの投資、さらにはM&Aに伴うのれん償却費が前年同期に比べ増加したものの、全体としては計画に沿った管理がなされている。採用活動においては、数年前から新入社員の給与ベースアップを進め、不動産業界内で競争力のある水準を維持している。人財面については、新卒採用により年間20〜30名を確保しており、離職率も低い。キャリア採用もほぼ毎月行っており、競争環境の激化に対応している。直近5期の経常利益推移や、第4四半期に向けた売却契約の進捗状況と、好調なストック型事業との相乗効果により、通期業績予想は期初の見通しどおり達成されると弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)



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