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ゼネテック---3Q増収増益、全てのセグメントが引き続き好調を維持

*14:27JST ゼネテック---3Q増収増益、全てのセグメントが引き続き好調を維持
ゼネテック<4492>は14日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比18.2%増の58.28億円、営業利益は同41.4%増の4.26億円、経常利益は同33.4%増の4.12億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同6.4%増の2.10億円となった。

システムソリューション事業の売上高は前年同期比11.5%増の34.17億円、セグメント利益は同30.4%増の8.59億円となった。同社の強みであるソフトウェアとハードウェアの一体型システム開発の受注が引き続き堅調に推移した。システム開発については、外注先納期遅延の影響を受けた前年同期から、生産体制が通常稼働に回復し問題発生前の水準を超えて伸長し、上期に大手顧客の年間開発計画の前倒しがあったことから、大幅な増収増益となった。ソフトウェア開発については、車載系統合ソリューションなど付加価値の高い車載系開発案件に注力しつつ、PLMの拡大を見据え技術者をシフトさせたことから、前年同期比微増となった。

エンジニアリングソリューション事業の売上高は同32.7%増の20.42億円、セグメント利益は同35.2%増の2.53億円となった。3次元シミュレーションソフトウェア「FlexSim」については、前年度から継続して自動車、電機、電子部品などの大手顧客から増設および新規分の受注を獲得し、利益面でも大きく業績に貢献した。3次元CAD/CAMソフトウェア「Mastercam」については、上期に発生した仕入価格改定の影響から回復すべく、10月に販売価格の見直し、12月から「Mastercam国内販売35周年・ゼネテック株式上場5周年大謝恩キャンペーン」を実施したことにより、売上・利益ともに前年同期比微増を確保した。PLMについては、M&Aによる子会社売上高の増加、大手SIerとの連携強化による新規案件増加などにより売上高が前年同期比大幅に増加したが、PLMの拡大を見据え技術者の育成を重点的に行ったため、当第3四半期累計期間における利益面での貢献はできなかった。

GPS事業の売上高は同13.8%増の3.89億円、セグメント利益は同22.8%増の0.88億円となった。防災サポートアプリ「ココダヨ」サービス全体の累計インストール数は2024年12月末現在160万件を突破し、インストール数の増加に合わせストア経由の売上が増加している。当第3四半期累計期間においては、NTTドコモが提供するスマートフォンアプリ使い放題サービス「スゴ得コンテンツ」向けサービスにおいて、売上単価が増加したことから、「ココダヨ」の売上も増加した。

2025年3月期通期については、売上高が前期比18.9%増の85.00億円、営業利益が同30.3%増の8.20億円、経常利益が同26.0%増の8.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.3%増の4.70億円とする11月6日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。



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2025/02/19 15:30 現在

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