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マイクロアド---本業の「UNIVERSE」と海外事業は高成長を継続 売上高・各段階利益すべてで想定を上回る好調な進捗
2025/02/17 19:48
*19:48JST マイクロアド---本業の「UNIVERSE」と海外事業は高成長を継続 売上高・各段階利益すべてで想定を上回る好調な進捗
マイクロアド<9553>は14日、2025年9月期第1四半期(24年10月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.5%増の38.73億円、のれん償却費と株式報酬費を考慮した調整後営業利益が同8.3%減の1.63億円、営業利益が同29.4%減の1.23億円、経常利益が同57.7%減の0.73億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.22億円(前年同期は1.31億円の利益)となった。
データプロダクトサービスの第1四半期の売上高は18.93億円となり、デジタルサイネージが10月のみの実績取り込みとなったものの「UNIVERSE」が成長を牽引し、前年同期比11.2%増となった。「UNIVERSE」では前期に採用した営業人員の活動が本格し、主要なKPIである稼働アカウント数の順調な拡大を実現。売上・売上総利益ともに前年同四半期比では、24%増加した。また、前期に買収したUNCOVER TRUTHの収益を、2024年9月期第4四半期よりUNIVERSEとして計上を開始している。「デジタルサイネージサービス」はサービスを提供する連結子会社であったMADSに関して、さらなる投資や新サービスの事業立ち上げのスピードアップを目的に、デジタルサイネージ事業を展開するピーディーシーなどへ同社持ち分の株式譲渡を行った。それに伴い、2024年11月より同社の連結対象から外れ、持分法適用会社に移行したたため、第2四半期以降の開示は終了する。
コンサルティングサービスの第1四半期の売上高は19.79億円となり、前年同期比13.8%増となった。「メディア向けコンサルティングサービス」は、メディア企業に対する広告枠の企画提案や、提供する広告サービスの改善などによって事業を拡大し、前年同四半期比で売上高は5.1%増加したが、提供する広告サービスの変化によって売上総利益は15.6%減少した。「海外コンサルティングサービス」は、訪日観光客の増加に伴い、日系企業のインバウンドマーケティングの需要が拡大した。加えて、日系企業の海外進出などのアウトバウンドの需要も増加しており、それらの需要の拡大に向け様々なサービスの提供を新たに開始し、前年同四半期比では、売上高は15.2%増、売上総利益は19.5%増となった。
事業アップデートとしては、SMSやメール等を活用して購買促進を行う「Conel for Revival」を新たにリリースした他、新規事業として知的財産(IP)を活用した商品の企画販売事業を行うIP Mixerを設立した。
2025年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.4%増の150.04億円、調整後営業利益が同2%減の3.68億円、営業利益が同28.5%減の2.19億円、経常利益が同29.5%減の2.07億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同89.3%減の0.30億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
マイクロアド<9553>は14日、2025年9月期第1四半期(24年10月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.5%増の38.73億円、のれん償却費と株式報酬費を考慮した調整後営業利益が同8.3%減の1.63億円、営業利益が同29.4%減の1.23億円、経常利益が同57.7%減の0.73億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.22億円(前年同期は1.31億円の利益)となった。
データプロダクトサービスの第1四半期の売上高は18.93億円となり、デジタルサイネージが10月のみの実績取り込みとなったものの「UNIVERSE」が成長を牽引し、前年同期比11.2%増となった。「UNIVERSE」では前期に採用した営業人員の活動が本格し、主要なKPIである稼働アカウント数の順調な拡大を実現。売上・売上総利益ともに前年同四半期比では、24%増加した。また、前期に買収したUNCOVER TRUTHの収益を、2024年9月期第4四半期よりUNIVERSEとして計上を開始している。「デジタルサイネージサービス」はサービスを提供する連結子会社であったMADSに関して、さらなる投資や新サービスの事業立ち上げのスピードアップを目的に、デジタルサイネージ事業を展開するピーディーシーなどへ同社持ち分の株式譲渡を行った。それに伴い、2024年11月より同社の連結対象から外れ、持分法適用会社に移行したたため、第2四半期以降の開示は終了する。
コンサルティングサービスの第1四半期の売上高は19.79億円となり、前年同期比13.8%増となった。「メディア向けコンサルティングサービス」は、メディア企業に対する広告枠の企画提案や、提供する広告サービスの改善などによって事業を拡大し、前年同四半期比で売上高は5.1%増加したが、提供する広告サービスの変化によって売上総利益は15.6%減少した。「海外コンサルティングサービス」は、訪日観光客の増加に伴い、日系企業のインバウンドマーケティングの需要が拡大した。加えて、日系企業の海外進出などのアウトバウンドの需要も増加しており、それらの需要の拡大に向け様々なサービスの提供を新たに開始し、前年同四半期比では、売上高は15.2%増、売上総利益は19.5%増となった。
事業アップデートとしては、SMSやメール等を活用して購買促進を行う「Conel for Revival」を新たにリリースした他、新規事業として知的財産(IP)を活用した商品の企画販売事業を行うIP Mixerを設立した。
2025年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.4%増の150.04億円、調整後営業利益が同2%減の3.68億円、営業利益が同28.5%減の2.19億円、経常利益が同29.5%減の2.07億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同89.3%減の0.30億円とする期初計画を据え置いている。
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