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アンジェス---24年12月期大幅な増収、早老症治療薬「ゾキンヴィ」販売と拡大新生児スクリーニング受託が増加

*12:26JST アンジェス---24年12月期大幅な増収、早老症治療薬「ゾキンヴィ」販売と拡大新生児スクリーニング受託が増加
アンジェス<4563>は14日、2024年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比320.7%増の6.43億円、営業損失が91.09億円(前期は119.67億円の損失)、経常損失が75.37億円(同56.51億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が281.28億円(同74.37億円の損失)となった。

当年度の事業収益は前期比で大幅な増収となった。同社グループでは、2024年5月27日より早老症治療薬「ゾキンヴィ」の販売を開始し、2.44億円の商品売上高を計上している。また、HGF遺伝子治療用製品コラテジェンは、条件及び期限付製造販売の承認を取得し、2019年9月から田辺三菱製薬より販売していた。2023年5月に条件解除に向けた製造販売承認申請を提出したが、2024年6月に承認申請を一旦取り下げ、それに伴い承認の期限が満了し、販売を終了した。この結果、コラテジェンの製品売上高は0.11億円、前期より0.11億円減少している。一方、アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(以下、ACRL)においては、一般社団法人希少疾患の医療と研究を推進する会(以下、CReARID)が展開する拡大新生児スクリーニングに加え、埼玉県、群馬県、沖縄県など自治体(またはその関連団体)からも拡大新生児スクリーニングの受託を開始した。このように拡大新生児スクリーニングの受託数が前期に比べ順調に増加していることから、手数料収入として3.11億円(前期比1.96億円の増加)を計上した。さらに、同社連結子会社のEmendoBio Inc.が開発したゲノム編集のためのOMNIヌクレアーゼの非独占的使用権について、スウェーデンのAnocca ABとライセンス契約を締結し、契約一時金を研究開発事業収益として0.75億円計上した。

2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比109.7%増の13.50億円、営業損失が58.00億円、経常損失が58.20億円、親会社株主に帰属する当期純損失は58.50億円を見込んでいる。

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