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【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(5)

*16:06JST 【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(5)
【笑美面<9237>・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(4)の続き


質問者様3[Q]:
・経営の舵取りの一つにもなる、現場の変化を報告するコーディネーターの言語化能力をどう育てていくのか
・経営の根幹である理念浸透など、自社でのテクノロジー活用について

榎並[A]:ミッショングレードの高いメンバーの特徴とか、その言語化能力をどう育てていくか担保していくかというご質問をいただいたと思っています。もう一つは自社でもテクノロジーを活用して、経営の根幹でもあります理念浸透とかを使っていく方法は一つあるんじゃないかというご提案をいただきました。ありがとうございます。

メンバーの言語化能力、おっしゃる通りミッショングレードが高ければ高いほど、業務指示ではなくて、何のためにやるかというビジョンを使って語っているという報告をすごく聞いております。家族会議を何のためにするのか、目標が10だからやるんじゃなくて、何のためにやるのか、という会話がすごく強いと、マネジャーのミッショングレードが上がれば上がるほど、そういう傾向になっていくというふうに聞いています。

私自身実感するのが、うちの幹部は実行力が高いメンバーが多いですけど、このIPOを通じてですね、このミッションドリブンの会話にどんどんなって、もう今は熱狂的というか、私も怒られるぐらいの熱狂があります。「それ社長、ビジョンに最短ですか」とか言われてますので、それで反省することもたまにあるんですけど。それを感じましたので、やはり何て言うんですかね、能力とまた違う部分でございますが、その力っていうのはすごい強いものがあるんだなというふうに私も実感しました。今期私がキックオフで言ったテーマは人間力です。人間力をどう鍛えていくか、どう上げていくか、私も含めてみんなで考えてやっていこうという話でございました。

テクノロジーを使って自社のそういう根幹の部分を強化していくことがあるんじゃないかと、これは大歓迎です。私達も一つ例を言うと離職率が激減していってますが、それはいろんな要素があるんですけど、一つの中で人事のサーベイ、パルスサーベイを入れてそれで分析して科学的にその組織の状態を分析することによって、うまくいってきたという歴史もあります。今それと同じサービスをホームの方にも、かなり紹介したりしています。

ですので、私達こそまず実験体じゃないですけど、インパクト企業としてもそうですし、そういうプロダクトを勧める企業として、これはみんなで決めることで私が決めることではないんですけど、「これやってみる価値があるんじゃないか」と思えば、どんどん積極的に取り入れますし、それが素晴らしいものであれば、広げる役割を果たしたいなというふうに考えております。ありがとうございます。

質問者様4[Q]:
・家族会議の所要時間について、一般的に40~90分とあるが真の相談になっているのでしょうか。

榎並[A]:一般的にとてもスムーズにいった事例だと思います。事例で使った話しとかエピソードなどで困難事例検討会・共有会とかやってるんですけど、そういう事例は家族会議の時間、回数1回で済む話ではないです。3時間を数回とか、そんなこともやりますし、時には家族会議という形態が取れない中で、家族会議に至れない信頼関係から始まることがありますので、当社のコーディネーターが病院の病室に何回も通って、そこでまず人間関係作って、改めて家族会議をするというような事例もあります。そういう大変時間を要する家族会議というのもあります。

また、経済的に困窮されてる方も大変いらっしゃいます。日本にはまだセーフティネット、生活保護というものが整備されているので、誰もが生きる権利を保障されている社会がまだ継続できていますので、大変助けられてるケースもあるんですけど、経済的にそういう社会資源の情報をお伝えするということがまず一つあります。

それで実は、もう少しマクロで考えたら、シニアホームの競争がもっと発生することによって、ホームの価格は下がっていくと、これはもう今まで下がってきましたので、笑美面はその競争をさらに巻き起こす役割を持っているプレーヤーだと、私達も考えていますので、新規のホームをより供給したり、より競争力の高いホームの改善をプラットフォームを通じてやっていくということも、低価格化、低価格で良いホームが世の中に増えていくことに寄与できるというふうに考えています。

そして専門的な助言や相談の観点がメインだと思いますので、お話させていただきますと、今概念としてACPという「アドバンスケアプランニング」というのがありまして、これは最期の余生をどう過ごすかという医療の世界で使われてる概念なんですが、こういったものも当社取り入れる必要があると思っておりますし、付随系でALP「アドバンスライフプランニング」というものがあるんですけど、お金の世界でいうとファイナンシャルプランナーみたいな領域、それをもう少し包括的にやる概念でALPというのがあります。こういったスキルをもっと私達もつけていく必要があるというふうに考えております。先ほどのご質問は、まさに私達の目指す方向性でございます。ありがとうございます。

■まとめのご挨拶
榎並:このような機会、今後も実施タイミングはまた検討させていただきますが、実施していきたいと思っております。「本当に今日来てよかった」というお言葉もいただきましたし、笑美面を叱咤激励、応援、理解いただいた質問をたくさんいただきました。当に私もこういう場を作らせていただいて、株主様との交流を持てて、本当に良かったなと思っております。今後も社会になくてはならぬ会社として、ますます発展していこうと、いかなければならないという決意を持って事業運営していきますので、今後も応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。



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