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個人投資家・有限亭玉介:乱高下するトランプ相場2.0、強気維持のチャートで注目中の銘柄【FISCOソーシャルレポーター】
2025/01/25 10:00
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:乱高下するトランプ相場2.0、強気維持のチャートで注目中の銘柄【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年1月20日9時に執筆
米国内や海外にまで課題が山積しているなか、トランプ大統領はまず何から手を付けるのか世界中の投資家が注目しております。金利や輸出規制の影響を受けてきた半導体などのハイテク銘柄はどうなるのでしょうかねぇ…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
前回の第一次トランプ政権の相場を見てみますと、2017年の大統領の就任から減税政策を実施し、翌年の2018年あたりから企業の業績拡大の成果が出始めたようです。それと並行して半導体などハイテク製品の米中貿易戦争と呼ばれる輸出規制もあり、2019年あたりから業績拡大が一服してS&P500種株価指数のEPS(一株当たり純利益)は落ち着いたというデータもあるようです。
日本株は米国株が上昇すれば追随して上昇するのが基本ですので、大局では米国株の様子を見て今後の日本株を占う事になるでしょう。第二次トランプ政権は最長でも4年ですので、第一次と比較して政策の実行スピードは早まるかもしれません。さらに、現在のトランプ氏は全くの政治の素人というわけではないので、「第一次政権時はこうだった。」というデータがどこまで通用するかは疑問です。
個別株で投資をする場合なら米大統領の政策と関連したテーマであれば影響を大きく受けると予想できますが、やはり日米ともに株式市場は米国金利に大きく依存すると見て間違いありません。よって、トランプ氏の政策を受けて米FRBが金利をどう設定するかを注視したいところです。同氏の事ですから、自身の政策の邪魔になればFRB議長を解任させるなんて事も可能性がありそうで怖いですねぇ。
さて、「トランプミクス」はまだ始まったばかりで吉と出るか凶と出るか…そんな中で今回は強気なチャートを維持する銘柄に注目して参ります。まずは、1月10日の決算が好感されたチームスピリット<4397>です。勤怠・業務管理向けクラウド型サービス「TeamSpirit」を提供する同社は、ライセンス売上の拡大および広告費の抑制で黒字となりました。ここから下値を切り上げるか監視中です。
同じく1月10日に好決算を発表した農業総合研究所<3541>も窓を開けて動意しましたな。産地直送野菜や果物の委託販売事業が予想を上回って好調との事。自社株買いも好材料となり、中長期で上昇トレンドを形成できるか注視しております。
底値圏から上放れしているジャパンM&Aソリューション<9236>は、直近で光通信<9435>の大量買いによって思惑買いが流入しました。25日線・75日線を上抜いており、ここから監視を強めていきたいです。
1月10日の決算後に動意したPRTIMES<3922>は、主力のプレスリリース配信サービスの利用企業社数が伸長している様子。昨年12月には配当修正で初配当のサプライズもあり、昨年の高値2233円を上回れば本格的な強気のチャートを形成する可能性があるか。
土木建機の販売やレンタルを手掛ける建設機械商社のワキタ<8125>は、直近で昨年来高値を更新してきました。PBRも1倍割れで割安感もありますねぇ。最高益ではないものの業績は安定しており、不確実性が高まる相場では好まれそうですな。
最後は電子部品から発生する熱を吸収して放熱するヒートシンクを手掛けるテクニスコ<2962>です。半導体関連としてAI向けヒートシンクで思惑がありますな。上場から長らく下落基調となっていましたが、ここにきて底値から反発を確認しました。2月14日の決算発表がどうなるか監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年1月20日9時に執筆
米国内や海外にまで課題が山積しているなか、トランプ大統領はまず何から手を付けるのか世界中の投資家が注目しております。金利や輸出規制の影響を受けてきた半導体などのハイテク銘柄はどうなるのでしょうかねぇ…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
前回の第一次トランプ政権の相場を見てみますと、2017年の大統領の就任から減税政策を実施し、翌年の2018年あたりから企業の業績拡大の成果が出始めたようです。それと並行して半導体などハイテク製品の米中貿易戦争と呼ばれる輸出規制もあり、2019年あたりから業績拡大が一服してS&P500種株価指数のEPS(一株当たり純利益)は落ち着いたというデータもあるようです。
日本株は米国株が上昇すれば追随して上昇するのが基本ですので、大局では米国株の様子を見て今後の日本株を占う事になるでしょう。第二次トランプ政権は最長でも4年ですので、第一次と比較して政策の実行スピードは早まるかもしれません。さらに、現在のトランプ氏は全くの政治の素人というわけではないので、「第一次政権時はこうだった。」というデータがどこまで通用するかは疑問です。
個別株で投資をする場合なら米大統領の政策と関連したテーマであれば影響を大きく受けると予想できますが、やはり日米ともに株式市場は米国金利に大きく依存すると見て間違いありません。よって、トランプ氏の政策を受けて米FRBが金利をどう設定するかを注視したいところです。同氏の事ですから、自身の政策の邪魔になればFRB議長を解任させるなんて事も可能性がありそうで怖いですねぇ。
さて、「トランプミクス」はまだ始まったばかりで吉と出るか凶と出るか…そんな中で今回は強気なチャートを維持する銘柄に注目して参ります。まずは、1月10日の決算が好感されたチームスピリット<4397>です。勤怠・業務管理向けクラウド型サービス「TeamSpirit」を提供する同社は、ライセンス売上の拡大および広告費の抑制で黒字となりました。ここから下値を切り上げるか監視中です。
同じく1月10日に好決算を発表した農業総合研究所<3541>も窓を開けて動意しましたな。産地直送野菜や果物の委託販売事業が予想を上回って好調との事。自社株買いも好材料となり、中長期で上昇トレンドを形成できるか注視しております。
底値圏から上放れしているジャパンM&Aソリューション<9236>は、直近で光通信<9435>の大量買いによって思惑買いが流入しました。25日線・75日線を上抜いており、ここから監視を強めていきたいです。
1月10日の決算後に動意したPRTIMES<3922>は、主力のプレスリリース配信サービスの利用企業社数が伸長している様子。昨年12月には配当修正で初配当のサプライズもあり、昨年の高値2233円を上回れば本格的な強気のチャートを形成する可能性があるか。
土木建機の販売やレンタルを手掛ける建設機械商社のワキタ<8125>は、直近で昨年来高値を更新してきました。PBRも1倍割れで割安感もありますねぇ。最高益ではないものの業績は安定しており、不確実性が高まる相場では好まれそうですな。
最後は電子部品から発生する熱を吸収して放熱するヒートシンクを手掛けるテクニスコ<2962>です。半導体関連としてAI向けヒートシンクで思惑がありますな。上場から長らく下落基調となっていましたが、ここにきて底値から反発を確認しました。2月14日の決算発表がどうなるか監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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