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藤商事 Research Memo(6):2025年3月期業績は期初計画を据え置くも上振れ余地あり

*16:16JST 藤商事 Research Memo(6):2025年3月期業績は期初計画を据え置くも上振れ余地あり
■藤商事<6257>の今後の見通し

2. 2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の連結業績は、売上高で前期比0.0%増の37,000百万円、営業利益で同2.4%増の5,000百万円、経常利益で同1.5%増の5,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同1.5%増の3,700百万円と期初計画を据え置いた。中間期までの進捗率は売上高で67.9%、営業利益で114.5%と利益ベースでは超過しているが、下期は2026年3月期の新機種投入に向けた研究開発費が膨らむことや、メインスペックの新規投入タイトル数が中間期の5タイトルから2タイトルに減少することもあって、下期の収益水準が低くなることを想定しているためだ。

パチンコ遊技機の販売台数は前期比18.0%増の72.0千台と3期ぶりに増加に転じる見通しだ。下期の販売台数は18.5千台となるが、メインスペックで「P世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」(2025年1月導入予定)を投入し、不足分についてはシリーズ機種の追加スペックを投入し計画達成を目指す。新規タイトルについては、若者世代に人気のライトノベル(マンガ・アニメ化でもヒット)をモチーフに開発された機種で、同社のラッキートリガー搭載機種のなかで最もラッキートリガー突入率が高く、ゲーム性を高めた仕様となっており反響が注目される。

一方、パチスロ遊技機の販売台数は前期比38.4%減の18.0千台を計画している。下期は「スマスロ 一方通行 とある魔術の禁書目録」(2024年12月導入予定)を投入する。同機種はパチスロ「とある」シリーズのなかで歴代最高性能となっており期待は大きい。なお、中間期までで販売台数は計画をやや上回ったことから、通期で1割程度の上振れが期待される。

売上総利益率は前期比3.2ポイント上昇の55.9%を見込んでいる。販売単価はパチンコ遊技機、パチスロ遊技機ともに前期並みの水準を想定しており、材料費のコストダウンが利益率の改善要因となる。また、販管費は同7.4%増の15,700百万円を計画している。内訳を見ると、研究開発費が同1,127百万円増加の8,700百万円、広告宣伝費が同246百万円増加の700百万円、販売手数料が同22百万円増加の700百万円となり、人件費が同266百万円減少の3,100百万円、その他費用が同51百万円減少の2,500百万円となる。

研究開発費については、上期(中間期)の3,764百万円から下期は4,936百万円に増加する。既述のとおり2026年3月期に投入する新機種の開発費用増加が要因だ。特に、パチスロ遊技機については開発ライン数を増強している。ただ、期初計画では十分な予算を取っているため、結果的に計画を下回る可能性もある。広告宣伝費については、人気アニメなどのIPを活用した新機種のプロモーション施策を積極的に展開しており、増加要因となっている。中間期は「とある」シリーズの人気キャラクターである「御坂美琴生誕祭2024」を開催し反響を呼んだが、下期はアニメファン層をさらに獲得すべく、新プロジェクト「anime blast(アニメブラスト)」を立ち上げ、YouTube、X、Instagram、TikTokで声優陣なども出演してコンテンツの魅力を発信する取り組みを開始している。人件費が減少するのは前期に上乗せした賞与を標準月数に戻すことに加えて、退職給付債務の減少が主因となっている。

なお、従業員数については前期末の438名から2024年9月末時点で451名と若干増加したが、今後も開発部門や経営管理部門の強化を目的に若干名の増員を予定している。2026年3月期の人件費総額としては、引き続き退職給付債務の減少が見込まれることから横ばい水準に留まる見通しだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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