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アイル---24年7月期増収・2ケタ増益、期末配当金の再増配を発表
2024/09/09 17:28
*17:28JST アイル---24年7月期増収・2ケタ増益、期末配当金の再増配を発表
アイル<3854>は6日、2024年7月期連結決算を発表した。売上高が前期比9.9%増の175.08億円、営業利益が同20.2%増の42.63億円、経常利益が同20.0%増の42.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%増の28.87億円となった。
同社グループは、ITの有効活用が必要な中堅・中小企業顧客の経営課題を解決するための商材を「リアル」と「Web」の両面から開発・提案し、顧客の企業力強化を図ることを「CROSS-OVER シナジー」戦略とし取り組んできた。「CROSS-OVER シナジー」戦略は、同社グループが提唱してきた独自の提案スタイルで、「リアル」と「Web」それぞれの商材を複合的に提案することで、顧客の業務効率と販売力強化を実現するものであり、同社グループにとって商談時の競合力を強化するだけでなく、顧客満足度も向上させるものとなっている。また、持続的成長を促進するため、営業とSEを同一組織に配置し相互の連携を強化する製販一体体制を導入している。これにより、見積時の顧客要件見極めによる案件精度の向上やプロジェクトマネジメント体制の強化、納品品質の向上によるシステム稼働後のアフターサポート工数の減少が図られ、利益体質が強化されてきている。
販売実績については、「リアル」面では、主力のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の商品力の強化を、業種別に継続して進め、販売面でもパートナー企業との連携に加え、豊富な業種別の導入事例をもとに顧客毎に最適なシステム活用方法を提案することで、受注実績も堅調に推移した。収益面についても、製販一体体制による案件回転率の向上、新パッケージの投入や機能強化とオプション充実による粗利率向上等により各段階利益が前年度の業績を上回った。「Web」面では、複数ネットショップ一元管理クラウドサービスである「CROSS MALL」について、新たなネットショップとの連携開発を当期も継続して取り組んできた。今後も複数モールとの連携機能強化を行うとともに、サービスショールーム「BACKYARD TOKYO」のオープン等先行投資を継続することで、中長期的に販売実績を伸ばしていくとしている。また、ネットショップと実店舗のポイント・顧客一元管理クラウドサービスである「CROSS POINT」も、販売実績を伸ばしている。
2025年7月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.4%増の191.50億円、営業利益が同12.6%増の48.00億円、経常利益が同12.6%増の48.26億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.8%増の32.57億円を見込んでいる。この1年は実績の伸長に加え、人材や広告宣伝費、ソフトウェア開発など成長投資も加速するとしている。
また、2024年7月期の期末配当予想について、6月7日に増配した前回予想1株当たり24.00円から1.00円増配の25.00円にすることを発表した。
<AK>
アイル<3854>は6日、2024年7月期連結決算を発表した。売上高が前期比9.9%増の175.08億円、営業利益が同20.2%増の42.63億円、経常利益が同20.0%増の42.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%増の28.87億円となった。
同社グループは、ITの有効活用が必要な中堅・中小企業顧客の経営課題を解決するための商材を「リアル」と「Web」の両面から開発・提案し、顧客の企業力強化を図ることを「CROSS-OVER シナジー」戦略とし取り組んできた。「CROSS-OVER シナジー」戦略は、同社グループが提唱してきた独自の提案スタイルで、「リアル」と「Web」それぞれの商材を複合的に提案することで、顧客の業務効率と販売力強化を実現するものであり、同社グループにとって商談時の競合力を強化するだけでなく、顧客満足度も向上させるものとなっている。また、持続的成長を促進するため、営業とSEを同一組織に配置し相互の連携を強化する製販一体体制を導入している。これにより、見積時の顧客要件見極めによる案件精度の向上やプロジェクトマネジメント体制の強化、納品品質の向上によるシステム稼働後のアフターサポート工数の減少が図られ、利益体質が強化されてきている。
販売実績については、「リアル」面では、主力のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の商品力の強化を、業種別に継続して進め、販売面でもパートナー企業との連携に加え、豊富な業種別の導入事例をもとに顧客毎に最適なシステム活用方法を提案することで、受注実績も堅調に推移した。収益面についても、製販一体体制による案件回転率の向上、新パッケージの投入や機能強化とオプション充実による粗利率向上等により各段階利益が前年度の業績を上回った。「Web」面では、複数ネットショップ一元管理クラウドサービスである「CROSS MALL」について、新たなネットショップとの連携開発を当期も継続して取り組んできた。今後も複数モールとの連携機能強化を行うとともに、サービスショールーム「BACKYARD TOKYO」のオープン等先行投資を継続することで、中長期的に販売実績を伸ばしていくとしている。また、ネットショップと実店舗のポイント・顧客一元管理クラウドサービスである「CROSS POINT」も、販売実績を伸ばしている。
2025年7月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.4%増の191.50億円、営業利益が同12.6%増の48.00億円、経常利益が同12.6%増の48.26億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.8%増の32.57億円を見込んでいる。この1年は実績の伸長に加え、人材や広告宣伝費、ソフトウェア開発など成長投資も加速するとしている。
また、2024年7月期の期末配当予想について、6月7日に増配した前回予想1株当たり24.00円から1.00円増配の25.00円にすることを発表した。
<AK>