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大幸薬品---2Qは2ケタ増収・各段階利益は黒字化、医薬品事業は売上高・利益ともに順調に推移
2024/08/14 10:43
*10:43JST 大幸薬品---2Qは2ケタ増収・各段階利益は黒字化、医薬品事業は売上高・利益ともに順調に推移
大幸薬品<4574>は9日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.9%増の28.60億円、営業利益が4.82億円(前年同期は3.96億円の損失)、経常利益が5.28億円(同5.10億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益が7.64億円(同5.14億円の損失)となった。
医薬品事業の売上高は前年同期比25.5%増の26.54億円、セグメント利益は同110.9%増の10.86億円となった。国内市場における市場規模が対前年同期比8.2%増となり新型コロナウイルス感染症の影響から回復し、コロナ前の水準を上回ってきている。堅調な需要に対し、前年度より引き続き、製造人員の増強やシフト生産体制の構築、京都工場の医薬品ラインの立ち上げ等の増産施策の取り組みを進めてきた。これらの取り組みにより、供給課題は徐々に解消に向かいつつある。また、原材料及び資材費や物流費等の価格高騰を背景に、国内において「正露丸」、「セイロガン糖衣A」の出荷価格の値上げを実施した。この結果、国内向けの医薬品売上高については、同7.8%増の18.35億円となった。また、海外向けについては、前年度において国内向けとの出荷調整によって十分な供給量を確保することができなかったが、香港市場へ一部の出荷を再開できたこと等から、同98.5%増の8.19億円となった。
感染管理事業の売上高は同1.67億円減の2.03億円、セグメント損失は1.95億円(前年同期は4.07億円の損失)となった。売上規模に応じたマーケティング費用の投下等コストコントロールを強化し、収益性の改善に取り組んできた結果、損失幅は改善している。
2024年12月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比12.0%増の68.00億円、営業利益が5.50億円(前回予想比34.1%増)、経常利益が5.90億円(同63.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が5.50億円としている。
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大幸薬品<4574>は9日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.9%増の28.60億円、営業利益が4.82億円(前年同期は3.96億円の損失)、経常利益が5.28億円(同5.10億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益が7.64億円(同5.14億円の損失)となった。
医薬品事業の売上高は前年同期比25.5%増の26.54億円、セグメント利益は同110.9%増の10.86億円となった。国内市場における市場規模が対前年同期比8.2%増となり新型コロナウイルス感染症の影響から回復し、コロナ前の水準を上回ってきている。堅調な需要に対し、前年度より引き続き、製造人員の増強やシフト生産体制の構築、京都工場の医薬品ラインの立ち上げ等の増産施策の取り組みを進めてきた。これらの取り組みにより、供給課題は徐々に解消に向かいつつある。また、原材料及び資材費や物流費等の価格高騰を背景に、国内において「正露丸」、「セイロガン糖衣A」の出荷価格の値上げを実施した。この結果、国内向けの医薬品売上高については、同7.8%増の18.35億円となった。また、海外向けについては、前年度において国内向けとの出荷調整によって十分な供給量を確保することができなかったが、香港市場へ一部の出荷を再開できたこと等から、同98.5%増の8.19億円となった。
感染管理事業の売上高は同1.67億円減の2.03億円、セグメント損失は1.95億円(前年同期は4.07億円の損失)となった。売上規模に応じたマーケティング費用の投下等コストコントロールを強化し、収益性の改善に取り組んできた結果、損失幅は改善している。
2024年12月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比12.0%増の68.00億円、営業利益が5.50億円(前回予想比34.1%増)、経常利益が5.90億円(同63.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が5.50億円としている。
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