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加藤製作所---1Qは減収なるも前期比+5.00円の増配を発表
2024/08/13 16:01
*16:01JST 加藤製作所---1Qは減収なるも前期比+5.00円の増配を発表
加藤製作所<6390>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比17.2%減の108.23億円、営業損失が0.78億円(前年同期は1.90億円の利益)、経常利益が同46.2%減の4.38億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.52億円(同6.31億円の利益)となった。
日本の売上高は前年同期比82.1%の92.98億円、セグメント利益は同3.8%の0.13億円となった。建設用クレーンの国内売上高は一部大型製品の販売時期が先送りになったことにより51.64億円(前年同期比83.4%)、海外売上高は12.36億円(前年同期比81.5%)となりアジア向けの大口販売があった前期から減収となった。油圧ショベル等の国内売上高は15.42億円(前年同期比104.1%)と前年と同水準となった一方、米州向け輸出の需要引締まりなどにより海外売上高は12.08億円(前年同期比62.4%)の減収となった。
中国の売上高は同112.2%の7.03億円、セグメント損失は1.09億円(前年同期は2.72億円の損失)となった。不動産市況の低迷長期化により厳しい販売環境が継続している。
欧州の売上高は同74.5%の11.30億円、セグメント利益は同76.0%の0.16億円となった。金融引締め政策に伴う需要減少があった。
その他地域は、欧州セグメントを分離したことにより売上高の発生はなく、セグメント損失は0.04億円(同0.17億円の損失)となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比21.7%増(前回予想と変わらず)の700.00億円、営業利益が同27.0%増(同)の21.00億円、経常利益が同41.8%減(同)の15.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が54.00億円(前回予想は非開示)としている。
また、未定としていた2025年3月期の配当について、中間配当35.00円、期末配当35.00円とすることを発表した。これにより、2025年3月期の1株当たり配当金は、年間で70.00円(前期比5.00円増配)となる。
<SO>
加藤製作所<6390>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比17.2%減の108.23億円、営業損失が0.78億円(前年同期は1.90億円の利益)、経常利益が同46.2%減の4.38億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.52億円(同6.31億円の利益)となった。
日本の売上高は前年同期比82.1%の92.98億円、セグメント利益は同3.8%の0.13億円となった。建設用クレーンの国内売上高は一部大型製品の販売時期が先送りになったことにより51.64億円(前年同期比83.4%)、海外売上高は12.36億円(前年同期比81.5%)となりアジア向けの大口販売があった前期から減収となった。油圧ショベル等の国内売上高は15.42億円(前年同期比104.1%)と前年と同水準となった一方、米州向け輸出の需要引締まりなどにより海外売上高は12.08億円(前年同期比62.4%)の減収となった。
中国の売上高は同112.2%の7.03億円、セグメント損失は1.09億円(前年同期は2.72億円の損失)となった。不動産市況の低迷長期化により厳しい販売環境が継続している。
欧州の売上高は同74.5%の11.30億円、セグメント利益は同76.0%の0.16億円となった。金融引締め政策に伴う需要減少があった。
その他地域は、欧州セグメントを分離したことにより売上高の発生はなく、セグメント損失は0.04億円(同0.17億円の損失)となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比21.7%増(前回予想と変わらず)の700.00億円、営業利益が同27.0%増(同)の21.00億円、経常利益が同41.8%減(同)の15.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が54.00億円(前回予想は非開示)としている。
また、未定としていた2025年3月期の配当について、中間配当35.00円、期末配当35.00円とすることを発表した。これにより、2025年3月期の1株当たり配当金は、年間で70.00円(前期比5.00円増配)となる。
<SO>