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ダイコク電 Research Memo(5):2024年3月期はスマート遊技機に必要な製品群が計画を大きく上回る(2)

*12:05JST ダイコク電 Research Memo(5):2024年3月期はスマート遊技機に必要な製品群が計画を大きく上回る(2)
■決算動向

2. 2024年3月期の総括
2024年3月期を総括すると、大幅な業績の伸びを実現できたのは、スマートパチスロが順調に設置台数を伸ばし、遊技機全体の稼動の伸びをけん引したこと(外部要因)、「スマート遊技機」の普及に伴う設備投資需要をしっかりと取り込むことができたこと(内部要因)の2点による。特に後者については、「スマート遊技機」時代を迎えるにあたってダイコク電機<6430>の優位性を改めて実証するものと言える。また、スマート遊技機に必要な主力製品群の伸びが利益率の向上に貢献しているところも評価すべきポイントである。さらに加えるなら、2024年7月からの新紙幣流通に向けた改刷対応需要が業績の上乗せ要因となったことも、本格的な動きを前にして明るい材料と言える。一方、スマートパチンコは本格的な普及に至っていないものの、足元では稼動の良い機種も出始めており、同社にとっては今後の伸びしろと捉えることもできる。活動面では、AIやビッグデータといった最新技術を活用した新たなサービスの基盤となるクラウド開発や、自社ブランドによるスマートパチスロ機の市場投入に向けて着々と準備を進めているようだ。また、2024年2月~3月に全国主要都市で開催された展示会では、大型液晶端末「REVORAII」、上部設置端末「DUALINA」、パチンコホールに特化したノイズキャンセリングイヤホン「Wellph」など新製品※に多くの注目が集まっており、今後の業績への寄与が期待される。

※例えば、「REVORAII」では、スタッフの呼び出しボタン以外はすべてタッチパネルとなったほか、複雑化するゲームフローのどの状態に遊技者が滞在しているかを示す「ゲームフローナビ機能」が実装された。「DUALIA」は台の上部に設置することで、スマート遊技機に最適な出玉表現により盛況感を演出する。「Wellph」は耳への負担軽減で、スタッフを騒音問題から守る業界初のSDGs製品となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)



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