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TDCソフト Research Memo(7):2024年3月期は増収増益で、上方修正計画を上回る進捗(3)
2024/07/09 15:07
*15:07JST TDCソフト Research Memo(7):2024年3月期は増収増益で、上方修正計画を上回る進捗(3)
■TDCソフト<4687>の業績動向
5. 財務状況
(1) 財政状態
2024年3月期末の資産合計は前期末比2,734百万円増の25,505百万円となった。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産の増加324百万円、現金及び預金の増加1,368百万円、有形固定資産の増加774百万円、投資有価証券の増加335百万円である。
負債合計は前期末比667百万円増の7,028百万円となった。主な要因として、流動負債で買掛金の増加197百万円、未払消費税等の増加158百万円、固定負債で資産除去債務の増加175百万円、長期未払費用の増加171百万円がある。
純資産は前期末比2,067百万円増の18,477百万円となった。主な要因は、自己株式の増加611百万円、利益剰余金の増加2,363百万円である。
この結果、自己資本比率は72.4%と前期末比0.3ポイント上昇した。
(2) キャッシュ・フローの状況
2024年3月期末の現金及び現金同等物は13,378百万円と、前期末比1,368百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローは3,022百万円の収入(前期は1,951百万円の収入)となった。主な要因は税金等調整前当期純利益4,253百万円のほか、売上債権及び契約資産の増加725百万円、法人税等の支払い1,377百万円である。
投資活動によるキャッシュ・フローは296百万円の支出(前期は354百万円の支出)となった。主な要因は有形固定資産の取得による支出901百万円、投資有価証券の売却による収入523百万円である。
財務活動によるキャッシュ・フローは1,357百万円の支出(前期は1,440百万円の支出)となった。主な要因は自己株式の取得による支出616百万円、配当金の支払726百万円である。
本業で稼いだ営業キャッシュ・フローを成長投資に振り向けたほか、自己株式取得により株主還元を行った。また投資有価証券の一部を売却し、保有資産の効率化と財務体質のさらなる強化を図った。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<HN>
■TDCソフト<4687>の業績動向
5. 財務状況
(1) 財政状態
2024年3月期末の資産合計は前期末比2,734百万円増の25,505百万円となった。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産の増加324百万円、現金及び預金の増加1,368百万円、有形固定資産の増加774百万円、投資有価証券の増加335百万円である。
負債合計は前期末比667百万円増の7,028百万円となった。主な要因として、流動負債で買掛金の増加197百万円、未払消費税等の増加158百万円、固定負債で資産除去債務の増加175百万円、長期未払費用の増加171百万円がある。
純資産は前期末比2,067百万円増の18,477百万円となった。主な要因は、自己株式の増加611百万円、利益剰余金の増加2,363百万円である。
この結果、自己資本比率は72.4%と前期末比0.3ポイント上昇した。
(2) キャッシュ・フローの状況
2024年3月期末の現金及び現金同等物は13,378百万円と、前期末比1,368百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローは3,022百万円の収入(前期は1,951百万円の収入)となった。主な要因は税金等調整前当期純利益4,253百万円のほか、売上債権及び契約資産の増加725百万円、法人税等の支払い1,377百万円である。
投資活動によるキャッシュ・フローは296百万円の支出(前期は354百万円の支出)となった。主な要因は有形固定資産の取得による支出901百万円、投資有価証券の売却による収入523百万円である。
財務活動によるキャッシュ・フローは1,357百万円の支出(前期は1,440百万円の支出)となった。主な要因は自己株式の取得による支出616百万円、配当金の支払726百万円である。
本業で稼いだ営業キャッシュ・フローを成長投資に振り向けたほか、自己株式取得により株主還元を行った。また投資有価証券の一部を売却し、保有資産の効率化と財務体質のさらなる強化を図った。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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