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オプティム Research Memo(9):2025年3月期は、売上高で創業来25期連続増収
2024/07/04 17:49
*17:49JST オプティム Research Memo(9):2025年3月期は、売上高で創業来25期連続増収
■今後の見通し
オプティム<3694>の2025年3月期の連結業績については、売上高で前期比10.3%増の11,300百万円、営業利益で同0.5%増の1,950百万円を予想する。2021年3月期から投資回収期が始まったが、引き続き第4次産業革命の中心的な企業になるべく、潜在市場規模約160兆円の開拓に向けた積極的な成長投資を継続する。一方で着実な増収増益を達成する計画である。なお、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については、同社が支配していない関連会社の損益について合理的な見積りが困難であることから、具体的な予想数値の開示は行わない方針となった。
売上高については、2024年3月期と同水準の成長率(前期は10.4%)で、創業来25期連続となる過去最高売上高を目指す。モバイルマネジメントサービス市場が順調に拡大するなか、優位なポジションを確保している同社の主力製品・サービスが伸びることでストック売上が増加する傾向は、2025年3月期も継続すると想定される。X-Techサービスについては、各産業においてDXが急速に進展していることが追い風になるなか、優先度の高い“キラーサービス”で積極投資及び販売強化を実行し、将来的な安定成長を支えるストック売上の底上げを図る。特に、アグリテックのドローン農薬散布サービスやオフィスDXの文書管理系サービスなどは大幅な成長を実現させるべく積極的な投資を進めており、大きな成果が期待できる。過去24期にわたって増収を続けてきており、安定した成長を実現できるビジネスモデルである点で2025年3月期の売上計画も信頼できる。
利益については、積極的な成長投資を行いながらも過去最高の営業利益を目指す。売上高営業利益率予想(17.3%)は、同社ビジネスモデルの実力値としての利益率(2021年3月期は24.1%)より低いことからも、投資意欲を読み取ることができる。また、同社は第4次産業革命において中心的な役割を果たす企業になることを標榜しており、期中において優良な投資機会が生じた場合(M&Aなども含む)は、柔軟かつ積極的に成長投資を行う方針である。弊社では、魅力的な投資案件があった場合などの特殊な要因があれば別だが、オーガニックな成長を前提とすれば、積極的な成長投資を継続しながらでも十分達成可能な利益予想であると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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■今後の見通し
オプティム<3694>の2025年3月期の連結業績については、売上高で前期比10.3%増の11,300百万円、営業利益で同0.5%増の1,950百万円を予想する。2021年3月期から投資回収期が始まったが、引き続き第4次産業革命の中心的な企業になるべく、潜在市場規模約160兆円の開拓に向けた積極的な成長投資を継続する。一方で着実な増収増益を達成する計画である。なお、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については、同社が支配していない関連会社の損益について合理的な見積りが困難であることから、具体的な予想数値の開示は行わない方針となった。
売上高については、2024年3月期と同水準の成長率(前期は10.4%)で、創業来25期連続となる過去最高売上高を目指す。モバイルマネジメントサービス市場が順調に拡大するなか、優位なポジションを確保している同社の主力製品・サービスが伸びることでストック売上が増加する傾向は、2025年3月期も継続すると想定される。X-Techサービスについては、各産業においてDXが急速に進展していることが追い風になるなか、優先度の高い“キラーサービス”で積極投資及び販売強化を実行し、将来的な安定成長を支えるストック売上の底上げを図る。特に、アグリテックのドローン農薬散布サービスやオフィスDXの文書管理系サービスなどは大幅な成長を実現させるべく積極的な投資を進めており、大きな成果が期待できる。過去24期にわたって増収を続けてきており、安定した成長を実現できるビジネスモデルである点で2025年3月期の売上計画も信頼できる。
利益については、積極的な成長投資を行いながらも過去最高の営業利益を目指す。売上高営業利益率予想(17.3%)は、同社ビジネスモデルの実力値としての利益率(2021年3月期は24.1%)より低いことからも、投資意欲を読み取ることができる。また、同社は第4次産業革命において中心的な役割を果たす企業になることを標榜しており、期中において優良な投資機会が生じた場合(M&Aなども含む)は、柔軟かつ積極的に成長投資を行う方針である。弊社では、魅力的な投資案件があった場合などの特殊な要因があれば別だが、オーガニックな成長を前提とすれば、積極的な成長投資を継続しながらでも十分達成可能な利益予想であると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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