フィスコニュース


NSW Research Memo(6):財務の健全性・収益性が極めて高い

*13:26JST NSW Research Memo(6):財務の健全性・収益性が極めて高い
■業績動向

3. 財務状況と経営指標
NSW<9739>の2024年3月期における資産合計は前期末比3,475百万円増の44,138百万円となった。これは主に、現金及び預金の増加、売掛金及び契約資産の増加、投資有価証券の増加などによる。負債合計は同180百万円増の10,964百万円となった。これは主に、未払消費税等の増加、未払費用の増加、未払法人税等の減少などによる。純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い、同3,295百万円増の33,174百万円となった。

以上の結果、流動比率(流動資産/流動負債)は前期末比40.0ポイント上昇の424.6%となり、短期的な支払い能力は極めて高い。また、固定比率(固定資産/自己資本)は同3.5ポイント低下の29.9%であった。固定資産(設備投資等)の調達は返済期限のない株主資本で十分に賄われており、無借金経営を続けている。自己資本比率は75.2%と同1.7ポイント上昇し、2023年3月末における東証プライム市場「情報・通信業」の平均30.6%を大きく上回っており、財務の健全性は極めて高いと評価できる。同様に、ROEは13.6%、ROAは14.0%で、東証プライム市場の「情報・通信業」平均のそれぞれ7.2%、4.1%を大きく上回り、収益性も極めて高い。

2024年3月期末における現金及び現金同等物の残高は、定期預金の預入による支出などがあったことにより、前期末比4,540百万円減の10,812百万円となった。

各キャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動の結果得られた資金は、5,051百万円(前期比3,053百万円の増加)となった。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上に対し、増加要因として非資金項目である減価償却費、棚卸資産の減少、減少要因として法人税等の支払額があったことによる。一方、投資活動の結果使用した資金は、8,703百万円(同7,692百万円の支出の増加)となった。これは主に、増加要因として有形固定資産の売却による収入、減少要因として定期預金の預入による支出、投資有価証券の取得による支出によるものである。さらに、財務活動の結果使用した資金は、894百万円(同75百万円の支出の増加)となった。これは主に、配当金の支払によるものであった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)



<SO>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2024/09/27 15:00 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   2,947 銘柄
519 銘柄   売り
 
 
 
2914 日本たばこ産業 買い転換
4661 OLC 買い転換
4502 武田薬品工業 買い転換
7751 キヤノン 買い転換
3382 セブン&アイH 買い転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS