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BS11 Research Memo(7):「Value3」に基づきコンテンツ価値向上や周辺事業を強化(3)
2024/05/24 14:07
*14:07JST BS11 Research Memo(7):「Value3」に基づきコンテンツ価値向上や周辺事業を強化(3)
■業績の動向
6. 財務状況
(1) 財政状態
日本BS放送<9414>の2024年8月期第2四半期末時点の総資産は、前期末比50百万円増加し24,807百万円となった。主な要因は、受取手形及び売掛金369百万円、未収消費税100百万円、有形固定資産266百万円、無形固定資産14百万円の減少と、現金及び預金711百万円、棚卸資産100百万円の増加である。負債については前期末比128百万円減少し、2,021百万円となった。主な要因は、未払消費税96百万円の増加、及び未払金227百万円の減少である。純資産については前期末比179百万円増加し22,785百万円となった。主な要因は、2023年8月期末配当462百万円の支出、及び親会社株主に帰属する四半期純利益642百万円の計上により、利益剰余金が179百万円増加したことである。この結果、2024年8月期第2四半期末時点の自己資本比率は91.8%(前期末比0.6ポイント増)、流動比率は898.3%(同72.5ポイント増)となった。他業種と比較して自己資本比率が高い放送業界ではあるが、同社はその中でも高い位置にあり、経営の安定度は増している。
(2) キャッシュ・フローの状況
2024年8月期第2四半期末の現金及び現金同等物残高は14,310百万円となり、前期末比711百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローは1,184百万円の収入(前年同期は691百万円の収入)となった。主に税金等調整前四半期純利益930百万円の計上、法人税支払額234百万円等によるものである。投資活動によるキャッシュ・フローは9百万円の支出(前年同期は799百万円の支出)となった。主に有形固定資産の取得による支出5百万円、無形固定資産の取得による支出3百万円によるものである。財務活動によるキャッシュ・フローは463百万円の支出(前年同期は326百万円の支出)となった。主に配当金の支払462百万円によるものである。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<HH>
■業績の動向
6. 財務状況
(1) 財政状態
日本BS放送<9414>の2024年8月期第2四半期末時点の総資産は、前期末比50百万円増加し24,807百万円となった。主な要因は、受取手形及び売掛金369百万円、未収消費税100百万円、有形固定資産266百万円、無形固定資産14百万円の減少と、現金及び預金711百万円、棚卸資産100百万円の増加である。負債については前期末比128百万円減少し、2,021百万円となった。主な要因は、未払消費税96百万円の増加、及び未払金227百万円の減少である。純資産については前期末比179百万円増加し22,785百万円となった。主な要因は、2023年8月期末配当462百万円の支出、及び親会社株主に帰属する四半期純利益642百万円の計上により、利益剰余金が179百万円増加したことである。この結果、2024年8月期第2四半期末時点の自己資本比率は91.8%(前期末比0.6ポイント増)、流動比率は898.3%(同72.5ポイント増)となった。他業種と比較して自己資本比率が高い放送業界ではあるが、同社はその中でも高い位置にあり、経営の安定度は増している。
(2) キャッシュ・フローの状況
2024年8月期第2四半期末の現金及び現金同等物残高は14,310百万円となり、前期末比711百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローは1,184百万円の収入(前年同期は691百万円の収入)となった。主に税金等調整前四半期純利益930百万円の計上、法人税支払額234百万円等によるものである。投資活動によるキャッシュ・フローは9百万円の支出(前年同期は799百万円の支出)となった。主に有形固定資産の取得による支出5百万円、無形固定資産の取得による支出3百万円によるものである。財務活動によるキャッシュ・フローは463百万円の支出(前年同期は326百万円の支出)となった。主に配当金の支払462百万円によるものである。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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