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為替週間見通し:ドルは伸び悩みか、円安進行で為替介入の可能性残る

*15:09JST 為替週間見通し:ドルは伸び悩みか、円安進行で為替介入の可能性残る
【今週の概況】
■日銀による3月追加利上げ観測後退で円売り強まる

今週の米ドル・円は堅調推移。2月16日に発表されたに日本の10-12月期国内総生産(GDP)速報値は、市場予想を大幅に下回ったことがドル買い材料となった。高市政権は市場に配慮して国債増発を伴う財政支出を抑制するとの期待は残されているものの、日本銀行による3月追加利上げ観測は大きく後退し、米ドル売り・円買いは縮小した。米連邦準備制度理事会(FRB)が18日に公表した連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨(1月27、28日開催分)で、「インフレ率が目標を上回る状況が続いた場合、利上げの可能性がある」との見方が提示されていたこともドル買い材料となり、米ドル・円は週初の152円台後半から20日にかけて155円台後半まで上昇する場面があった。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円台半ばまで買われた。この日発表された米国の12月コアPCE価格指数は市場予想を上回ったため、リスク選好的なドル買い・円売りが優勢となった。ただ、連邦最高裁が国際緊急経済権限法(IEEPA)を根拠とするトランプ政権の相互関税を「無効」と判断したことを受けて米ドル・円は154円72銭まで弱含み、155円03銭でこの週の取引を終えた。米ドル・円の取引レンジ:152円62銭-155円64銭。

【来週の見通し】
■ドルは伸び悩みか、円安進行で為替介入の可能性残る

来週のドル・円は伸び悩みか。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨で、一部のメンバーからインフレ加速なら利上げの可能性があるとの見解が聞かれたが、来週発表される2月CB消費者信頼感指数が市場予想を下回った場合、年内の利下げ実施を想定してドル売り・円買いがやや強まる可能性がある。

日本銀行による3月追加利上げ観測の後退や日本の財政悪化を警戒した円売りが大幅に縮小する可能性は低いものの、日米の通貨当局は過度な円安を引き続き問題視していることもドル上昇を抑えることになりそうだ。米ドル高円安が急速に進行する局面では為替介入が警戒される。米連邦準備制度理事会(FRB)は1月のドル高・円安局面でのレートチェックを認めた。為替介入が実施される水準を特定することは困難だが、1ドル=156円を超えてドル高円安が急速に進行した場合、日米の協調行動が警戒され、一段のドル上昇は抑制されるとみられる。

【米・2月消費者信頼感指数】(24日発表予定)
2月24日発表のCB消費者信頼感指数は前回実績の84.5を上回るか注目される。大幅に改善した場合、年内利下げの思惑後退によってドル買い要因に。

【米・新規失業保険申請件数】(26日発表予定)
2月26日発表の米新規失業保険申請件数が市場予想を上回った場合、米長期金利は低下する可能性があるため、ドル売りに振れやすい。

予想レンジ:153円00銭-157円00銭




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2026/02/19 15:30 現在

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