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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均株価をけん引~
2025/12/08 08:53
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均株価をけん引~
8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ソフトバンクGが日経平均株価をけん引
■ハイレックス、25/10上方修正 営業利益 33.90億円←31.52億円
■前場の注目材料:三菱電機<6503>30年に外国人8割増、エレベーター据え付け技術者
ソフトバンクGが日経平均株価をけん引
8日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感が強まるものの、押し目狙いのスタンスになりそうだ。5日の米国市場は、NYダウが104ドル高、ナスダックは72ポイント高だった。年内の追加利下げ観測が引き続き相場を下支えしたものの、週末のポジション調整が入り、上値を抑えられる展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の50680円。円相場は1ドル=155円20銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時50440円まで売られる場面もみられたが、下へのバイアスは強まらず、25日線を上回っての推移が続いた。FOMCの結果待ちのなかで積極的な売買は手控えられやすいものの、日経平均株価は5万円を上回っての推移が続くなかで、売り方の買い戻しの動きが強まりやすいだろう。
先週末の日経平均株価は、4日に1163円高と急伸した反動から500円を超える下落となったが、25日線水準での底堅さがみられていた。同線が支持線として意識されるなか、ボリンジャーバンドの+1σ(51210円)が射程に入ってきそうである。また、前週末は米上院議員が超党派で提出した法案によって、エヌビディアの最先端AI半導体の対中輸出が阻止される見通しになったと報じられ、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>などの下げが日経平均株価の重荷になった。ただ、5日のエヌビディアは売られたが下落率は0.5%と下げは限定的だったため、半導体・AI関連株への買い戻しが入りやすいだろう。
そのほか、ソフトバンクG<9984>が直近でリバウンドを強めてきた。先週末には75日線を捉えてきており、2万円辺りに位置する25日線を突破してくるようだと一段の上昇が意識されやすく、これが日経平均をけん引してくる可能性がありそうだ。ソフトバンクGが一段の上昇となれば、半導体・AI関連株へ資金集中が再燃しそうだ。
■ハイレックス、25/10上方修正 営業利益 33.90億円←31.52億円
ハイレックス<7279>は2025年10月期業績予想の修正を発表。営業利益を31.52億円から33.90億円に上方修正した。売上高、営業利益は、直近の業績予想通りに推移。経常損益については、為替差益9.33億円の影響により、前回発表予想を上回った。純利益は、特別損失で減損損失12.41億円を計上した一方で、スペイン子会社の清算に伴う法人税等調整額(益)19.93億万円を計上した影響により、前回発表予想を上回った。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(47954.99、+104.05)
・ナスダック総合指数は上昇(23578.13、+72.99)
・SOX指数は上昇(7294.84、+78.87)
・シカゴ日経225先物は上昇(50680、+200)
・米原油先物相場は上昇(60.08、+0.41)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三菱電機<6503>30年に外国人8割増、エレベーター据え付け技術者
・日本製鉄<5401>USスチール、米イリノイ州で高炉再稼働、来年4-6月
・スタンレー電気<6923>光デバイス開発時間短縮、ナノ制御技術とAI融合
・トラスコ中山<9830>長野・須坂に物流拠点、28年稼働、高効率徹底
・島津製作所<7701>半導体製造向けTOC計発売、難分解性有機物を検出
・日立建機<6305>カナダAI新興に出資、鉱山運営効率化を支援
・川崎重工<7012>かんでんエンジなど3社で、送電鉄塔に無人ヘリ、物資輸送実証
・和井田製作所<6158>中国に販社、ショールーム新設、工具研削盤を投入
・サンワテクノス<8137>印でワイヤハーネス生産、現地日系向け高品質
・ニコン<7731>10日に新ラボ稼働、フレキシブルデバイス開発
・NEC<6701>製造業向け調達交渉AI、最適な合意形成支援
・三菱電機<6503>600m先まで人・障害物検知、鉄道向け高性能センサー
・四国電力<9507>太陽光設備の承継500kW以上に拡大、買い取り長期運用
・ADEKA<4401>常務執行役員・芳仲篤也氏、ロジック成膜材で成長
・コクヨ<7984>海外事業を拡大、ベトナム企業買収で東南ア開拓
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 10月現金給与総額(予想:前年比+2.2%、9月:+2.1%)
・08:50 7-9月期国内総生産改定値(予想:前期比年率-2.0%、速報:-1.8%)
<海外>
特になし
<NH>
8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ソフトバンクGが日経平均株価をけん引
■ハイレックス、25/10上方修正 営業利益 33.90億円←31.52億円
■前場の注目材料:三菱電機<6503>30年に外国人8割増、エレベーター据え付け技術者
ソフトバンクGが日経平均株価をけん引
8日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感が強まるものの、押し目狙いのスタンスになりそうだ。5日の米国市場は、NYダウが104ドル高、ナスダックは72ポイント高だった。年内の追加利下げ観測が引き続き相場を下支えしたものの、週末のポジション調整が入り、上値を抑えられる展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の50680円。円相場は1ドル=155円20銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時50440円まで売られる場面もみられたが、下へのバイアスは強まらず、25日線を上回っての推移が続いた。FOMCの結果待ちのなかで積極的な売買は手控えられやすいものの、日経平均株価は5万円を上回っての推移が続くなかで、売り方の買い戻しの動きが強まりやすいだろう。
先週末の日経平均株価は、4日に1163円高と急伸した反動から500円を超える下落となったが、25日線水準での底堅さがみられていた。同線が支持線として意識されるなか、ボリンジャーバンドの+1σ(51210円)が射程に入ってきそうである。また、前週末は米上院議員が超党派で提出した法案によって、エヌビディアの最先端AI半導体の対中輸出が阻止される見通しになったと報じられ、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>などの下げが日経平均株価の重荷になった。ただ、5日のエヌビディアは売られたが下落率は0.5%と下げは限定的だったため、半導体・AI関連株への買い戻しが入りやすいだろう。
そのほか、ソフトバンクG<9984>が直近でリバウンドを強めてきた。先週末には75日線を捉えてきており、2万円辺りに位置する25日線を突破してくるようだと一段の上昇が意識されやすく、これが日経平均をけん引してくる可能性がありそうだ。ソフトバンクGが一段の上昇となれば、半導体・AI関連株へ資金集中が再燃しそうだ。
■ハイレックス、25/10上方修正 営業利益 33.90億円←31.52億円
ハイレックス<7279>は2025年10月期業績予想の修正を発表。営業利益を31.52億円から33.90億円に上方修正した。売上高、営業利益は、直近の業績予想通りに推移。経常損益については、為替差益9.33億円の影響により、前回発表予想を上回った。純利益は、特別損失で減損損失12.41億円を計上した一方で、スペイン子会社の清算に伴う法人税等調整額(益)19.93億万円を計上した影響により、前回発表予想を上回った。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(47954.99、+104.05)
・ナスダック総合指数は上昇(23578.13、+72.99)
・SOX指数は上昇(7294.84、+78.87)
・シカゴ日経225先物は上昇(50680、+200)
・米原油先物相場は上昇(60.08、+0.41)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三菱電機<6503>30年に外国人8割増、エレベーター据え付け技術者
・日本製鉄<5401>USスチール、米イリノイ州で高炉再稼働、来年4-6月
・スタンレー電気<6923>光デバイス開発時間短縮、ナノ制御技術とAI融合
・トラスコ中山<9830>長野・須坂に物流拠点、28年稼働、高効率徹底
・島津製作所<7701>半導体製造向けTOC計発売、難分解性有機物を検出
・日立建機<6305>カナダAI新興に出資、鉱山運営効率化を支援
・川崎重工<7012>かんでんエンジなど3社で、送電鉄塔に無人ヘリ、物資輸送実証
・和井田製作所<6158>中国に販社、ショールーム新設、工具研削盤を投入
・サンワテクノス<8137>印でワイヤハーネス生産、現地日系向け高品質
・ニコン<7731>10日に新ラボ稼働、フレキシブルデバイス開発
・NEC<6701>製造業向け調達交渉AI、最適な合意形成支援
・三菱電機<6503>600m先まで人・障害物検知、鉄道向け高性能センサー
・四国電力<9507>太陽光設備の承継500kW以上に拡大、買い取り長期運用
・ADEKA<4401>常務執行役員・芳仲篤也氏、ロジック成膜材で成長
・コクヨ<7984>海外事業を拡大、ベトナム企業買収で東南ア開拓
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 10月現金給与総額(予想:前年比+2.2%、9月:+2.1%)
・08:50 7-9月期国内総生産改定値(予想:前期比年率-2.0%、速報:-1.8%)
<海外>
特になし
<NH>


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