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注目銘柄ダイジェスト(前場):キヤノン電子、ラクオリア創薬など
2025/12/01 12:32
*12:32JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):キヤノン電子、ラクオリア創薬など
<4369> トリケミカル 3295 +503
ストップ高。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は45.6億円で前年同期比30.2%増となっている。上半期決算時に下方修正した通期予想の55億円、前期比4.6%増は据え置いているものの、8-10月期も13.8億円の営業利益を計上しており、下振れ懸念などは後退の格好とも受け止められる。上半期決算発表後に株価が急落した経緯から、警戒感も高まっていたとみられ、底堅い業績推移を評価の動き先行へ。
<7739> キヤノン電子 2756 カ -
ストップ高買い気配。親会社であるキヤノンが完全子会社化を目指してTOBを実施、同社ではTOBに賛同の意見を表明するとともに、応募を推奨するとしている。TOB価格は3650円で先週末終値に対して32.4%のプレミアムとなっており、同TOB価格へのサヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB期間は12月1日から26年1月19日までの予定となっている。
<2327> NSSOL 4089 +267
大幅反発。一部の月刊誌では、日本製鉄が同社や大阪製鉄を売却する可能性が高まってきたとの観測報道を伝えているもよう。再編プレミアムへの期待感から思惑買いが先行しているとみられる。大阪製鉄も本日は買いが優勢の展開に。なお、岡三証券では投資判断「中立」ながら目標株価を3900円から4250円に引き上げ。インフォコム社の業績予想を織り込むとしているもよう。
<6875> メガチップス 8170 +320
大幅反発。先に公表していたSiTime社株式の一部売却が完了したと発表。150億円の投資有価証券売却益を特別利益として計上予定、計上額が見込み額を上回ったことで、26年3月期純利益は従来予想の90億円から115億円に上方修正している。また、純利益の上振れに伴って、年間配当金も増額している。従来計画の210円から250円に引き上げ、前期比では110円の増配となる。
<286A> ユカリア 861 -17
前週末大引け後、障がい者支援に関する総合サポート事業等を手掛けるシーアイ・パートナーズとの資本業務提携について発表した。今回の資本業務提携により、ユカリアが持つ医療・介護領域での経営支援ノウハウと、シーアイ・パートナーズの福祉事業の運営ノウハウを掛け合わせることで、地域包括ケアの発展に資する「医療・介護・福祉の連続した価値提供モデル」の構築を進める。また、グループ企業とシーアイ・パートナーズの連携で、就労継続支援A型事業の新規展開を推進していく方針のようだ。今後の具体的な取り組みに注目したい。
<4579> ラクオリア創薬 904 カ -
ストップ高買い気配。前週末大引け後、タミバロテン(AM80)の用途に関して米国で出願していた特許が審査中から特許査定の連絡を受けたと発表した。本発明は、合成レチノイドであるタミバロテンとがん治療薬の併用療法が有効ながん患者の選択方法およびレチノイドとがん治療薬との併用医薬に関するものとなる。膵がんなどの抗がん剤治療抵抗性の悪性腫瘍を有するがん患者に効果の高いがん治療を提供することが期待されている。今回の特許査定により、日本、韓国に続き米国においても、同社の知的財産権が強化されることとなったようだ。
<299A> クラシル 1356 +37
大幅続伸。前週末大引け後、株式会社NROプロダクションのVTuber事業をクラシルが新たに設立したATF株式会社にて事業譲受することとなったと発表した。本事業譲受は、エンターテインメント領域の強化を目的とし、譲受対象事業が持つVTuber事業のノウハウと、クラシルのライブ配信事業で培った知見を統合することで、事業シナジーを創出していくようだ。また、ATFは、アーティストやタレント、作家、クリエイターの育成などを手掛けるelevenからもVチューバー事業を事業譲受すると発表している。
<NH>
<4369> トリケミカル 3295 +503
ストップ高。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は45.6億円で前年同期比30.2%増となっている。上半期決算時に下方修正した通期予想の55億円、前期比4.6%増は据え置いているものの、8-10月期も13.8億円の営業利益を計上しており、下振れ懸念などは後退の格好とも受け止められる。上半期決算発表後に株価が急落した経緯から、警戒感も高まっていたとみられ、底堅い業績推移を評価の動き先行へ。
<7739> キヤノン電子 2756 カ -
ストップ高買い気配。親会社であるキヤノンが完全子会社化を目指してTOBを実施、同社ではTOBに賛同の意見を表明するとともに、応募を推奨するとしている。TOB価格は3650円で先週末終値に対して32.4%のプレミアムとなっており、同TOB価格へのサヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB期間は12月1日から26年1月19日までの予定となっている。
<2327> NSSOL 4089 +267
大幅反発。一部の月刊誌では、日本製鉄が同社や大阪製鉄を売却する可能性が高まってきたとの観測報道を伝えているもよう。再編プレミアムへの期待感から思惑買いが先行しているとみられる。大阪製鉄も本日は買いが優勢の展開に。なお、岡三証券では投資判断「中立」ながら目標株価を3900円から4250円に引き上げ。インフォコム社の業績予想を織り込むとしているもよう。
<6875> メガチップス 8170 +320
大幅反発。先に公表していたSiTime社株式の一部売却が完了したと発表。150億円の投資有価証券売却益を特別利益として計上予定、計上額が見込み額を上回ったことで、26年3月期純利益は従来予想の90億円から115億円に上方修正している。また、純利益の上振れに伴って、年間配当金も増額している。従来計画の210円から250円に引き上げ、前期比では110円の増配となる。
<286A> ユカリア 861 -17
前週末大引け後、障がい者支援に関する総合サポート事業等を手掛けるシーアイ・パートナーズとの資本業務提携について発表した。今回の資本業務提携により、ユカリアが持つ医療・介護領域での経営支援ノウハウと、シーアイ・パートナーズの福祉事業の運営ノウハウを掛け合わせることで、地域包括ケアの発展に資する「医療・介護・福祉の連続した価値提供モデル」の構築を進める。また、グループ企業とシーアイ・パートナーズの連携で、就労継続支援A型事業の新規展開を推進していく方針のようだ。今後の具体的な取り組みに注目したい。
<4579> ラクオリア創薬 904 カ -
ストップ高買い気配。前週末大引け後、タミバロテン(AM80)の用途に関して米国で出願していた特許が審査中から特許査定の連絡を受けたと発表した。本発明は、合成レチノイドであるタミバロテンとがん治療薬の併用療法が有効ながん患者の選択方法およびレチノイドとがん治療薬との併用医薬に関するものとなる。膵がんなどの抗がん剤治療抵抗性の悪性腫瘍を有するがん患者に効果の高いがん治療を提供することが期待されている。今回の特許査定により、日本、韓国に続き米国においても、同社の知的財産権が強化されることとなったようだ。
<299A> クラシル 1356 +37
大幅続伸。前週末大引け後、株式会社NROプロダクションのVTuber事業をクラシルが新たに設立したATF株式会社にて事業譲受することとなったと発表した。本事業譲受は、エンターテインメント領域の強化を目的とし、譲受対象事業が持つVTuber事業のノウハウと、クラシルのライブ配信事業で培った知見を統合することで、事業シナジーを創出していくようだ。また、ATFは、アーティストやタレント、作家、クリエイターの育成などを手掛けるelevenからもVチューバー事業を事業譲受すると発表している。
<NH>


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