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米国株式市場見通し:米中協議の行方や主要企業の決算発表に関心向かう

*14:52JST 米国株式市場見通し:米中協議の行方や主要企業の決算発表に関心向かう
トランプ大統領は、2週間後に韓国で中国の習近平国家主席と会談すると明言しており、11月1日からの100%関税発動も回避できる可能性は高まっている。ただし、交渉がまとまるかはあくまでも中国の出方次第であり、今後あらためて警戒感が浮上する可能性は払拭し切れない。過度に楽観的な見方を強めることは避けたい。一方、米国では政府機関の閉鎖が長期化しており、さすがに景気への悪影響も懸念される状況になりつつある。株式市場でもこの状況を警戒視する動きは今後強まっていきそうだ。ほか、24日には消費者物価指数(CPI)が発表される予定だが、28-29日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを妨げるものにはならないだろう。ただ、利下げ自体は十分に市場で織り込まれている印象は強い。

来週はハイテク株の決算発表が本格化する。テキサス・インスツルメンツやインテルなど半導体関連企業の決算発表も多く、株式市場の支援材料として期待される。ただし、今週発表されているASMLやTSMCの決算を受けて、その期待値はすでに高まっている可能性があるとみられる。今週も好決算を発表する銘柄が目立っているが、一段の株価上昇に向けてのハードルはその分高まっているといえよう。9月末でEV補助金の打ち切りが決まっているテスラ、今週に信用リスクで急落したザイオンズなどの決算も注目される。

経済指標は、23日に9月中古住宅販売件数、新規失業保険申請件数、24日に9月消費者物価、10月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI、9月新築住宅販売件数などが発表予定。

主要企業の決算発表では、20日にザイオンズ・バンコープ、21日にゼネラル・エレクトリック、ゼネラル・モーターズ、ハリバートン、ロッキード・マーチン、コカ・コーラ、スリーエム、テキサス・インスツルメンツ、ネットフリックス、フィリップ・モリス、22日にボストン・サイエンティフィック、アルコア、CMEグループ、IBM、キンダー・モルガン、サウスウエスト航空、ラスベガス・サンズ、AT&T、テスラ、ファーストエナジー、23日にアメリカン航空、ブラックストーン、ダウ、フリーポート・マクモラン、ハネウェル・インターナショナル、インテル、ベリサイン、ニューモント、ユニオン・パシフィック、フォード・モーター、24日にプロクター・アンド・ギャンブルなどが予定されている。




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