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注目銘柄ダイジェスト(前場):宝HLD、三井金、TORICOなど
2025/08/21 12:23
*12:23JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):宝HLD、三井金、TORICOなど
三井化学<4183>:3757円(+153円)
大幅反発。モルガンスタンレーMUFG証券が投資判断を「Overweight」継続、目標株価を従来の4300円から4500円に引き上げた。2025年度第1四半期決算公表を受けて25-27年度の業績予想を微修正した。石化系事業の損益は厳しいが、成長3領域の収益拡大により、力強い業績回復続く見通しとしている。また、。石化事業の構造改革進展や投資指標面で割安感があるとみている。そのほか、同社が2027年近傍に石化事業について分社化を実行すると公表しており、中期的にバリュエーションは切り上がるとも評価。
福田組<1899>:5860円(-170円)
大幅安。前日大引け後、株式の売出しを発表した。既存株主による69万5700株の売り出しと上限10万4300株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。浮動株比率の改善や長期的な視点での企業価値向上に資する取り組みを検討し、同社株式を保有している一部の株主と対話を行ったなかで売却する意向を確認したようだ。ただ、株式の短期的な需給悪化を警戒した売りが優勢となっている。
三井金<5706>:9485円(+915円)
急反発。前日に高周波基板用電解銅箔「VSP」の生産体制追加増強を発表した。同社の「VSP」は、高周波数帯におけるプリント基板の伝送損失低減に大きく寄与することから、サーバー、ルーター、スイッチ等の高性能通信インフラ機器に採用されている。足元ではAIインフラ関連、特にHVLP5グレード品が開発から量産フェーズに移行するなど、需要が当初の計画以上に加速度的に増加しており、今後も更なる拡大が期待さる。台湾工場とマレーシア工場の両工場580t/月体制から、2026年9月までに45%増の 840t/月体制とするようだ。
宝HLD<2531>:1728.5円(+300円)
ストップ高。米投資ファンドのバリューアクト・キャピタル・マネジメントが同社株を9.84%(共同保有分を含む)取得したことが判明した。前日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、保有目的は「純投資及び経営陣への助言又は状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としている。これをポジティブ視する動きが優勢となっている。
八洲電機<3153>:2117円(+84円)
大幅続伸。前日大引け後、株主優待制度を拡充すると発表した。来年度創立80周年を迎えるにあたり、株主優待制度として従来から贈呈している「ジェフグルメカード」の金額を増額する。従来は100株以上200株未満の株式を1年未満保有する株主には500円分贈呈していたが、1000円分に増額するなど、保有株数・保有期間に応じて増額する。
リボミック<4591>:107円(+4円)
急騰。20日の取引終了後に軟骨無形成症治療薬(umedaptanib pegol)の長期投与試験における奏効(成長速度増加)持続性を発表し、好材料視されている。軟骨無形成症患者の前期第II相臨床試験において、低用量(0.3mg/kg)の皮下投与(1回/週)群(Cohort1)で2名の小児患者の身長の伸展速度が顕著に増加していたが、その後同条件で1年間投与を継続した結果(長期投与試験)、umedaptanib pegolの成長促進効果が持続することが明らかになったとしている。
TORICO<7138>:1634円(+300円)
ストップ高。幻冬舎と暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーンなどWeb3領域の新規事業創出に向けて業務提携することを発表し、好材料視されている。今回の業務提携において、幻冬舎のこれまでの専門メディア運営やコンサルティングを通じて培ってきたWeb3領域における経験とノウハウを活かし、同社の暗号資産・ブロックチェーンの既存事業への活用支援や、新規事業の創出を図る。さらに同じ出版・コンテンツ業界の企業という両社のシナジーを活かし、Web3関連の共同事業の実施も目指すとしている。
アンジェス<4563>:80円(-3円)
続落。ベーリンガー・インゲルハイム・バイオファーマシューティカルズと、同社が米国で末梢動脈疾患(PAD)治療を目的として開発中のHGF遺伝子治療用製品の原薬に関する受託開発・製造契約を正式に締結したことを発表している。両社は、規制当局による承認取得に向けて、今後も協力を継続する。ベーリンガーのバイオ医薬品受託製造部門であるBioXcellenceは、アンジェスのCDMO(契約開発・製造機関)として、HGF遺伝子治療製品の有効成分の製造及び供給を担う。
<ST>
三井化学<4183>:3757円(+153円)
大幅反発。モルガンスタンレーMUFG証券が投資判断を「Overweight」継続、目標株価を従来の4300円から4500円に引き上げた。2025年度第1四半期決算公表を受けて25-27年度の業績予想を微修正した。石化系事業の損益は厳しいが、成長3領域の収益拡大により、力強い業績回復続く見通しとしている。また、。石化事業の構造改革進展や投資指標面で割安感があるとみている。そのほか、同社が2027年近傍に石化事業について分社化を実行すると公表しており、中期的にバリュエーションは切り上がるとも評価。
福田組<1899>:5860円(-170円)
大幅安。前日大引け後、株式の売出しを発表した。既存株主による69万5700株の売り出しと上限10万4300株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。浮動株比率の改善や長期的な視点での企業価値向上に資する取り組みを検討し、同社株式を保有している一部の株主と対話を行ったなかで売却する意向を確認したようだ。ただ、株式の短期的な需給悪化を警戒した売りが優勢となっている。
三井金<5706>:9485円(+915円)
急反発。前日に高周波基板用電解銅箔「VSP」の生産体制追加増強を発表した。同社の「VSP」は、高周波数帯におけるプリント基板の伝送損失低減に大きく寄与することから、サーバー、ルーター、スイッチ等の高性能通信インフラ機器に採用されている。足元ではAIインフラ関連、特にHVLP5グレード品が開発から量産フェーズに移行するなど、需要が当初の計画以上に加速度的に増加しており、今後も更なる拡大が期待さる。台湾工場とマレーシア工場の両工場580t/月体制から、2026年9月までに45%増の 840t/月体制とするようだ。
宝HLD<2531>:1728.5円(+300円)
ストップ高。米投資ファンドのバリューアクト・キャピタル・マネジメントが同社株を9.84%(共同保有分を含む)取得したことが判明した。前日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、保有目的は「純投資及び経営陣への助言又は状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としている。これをポジティブ視する動きが優勢となっている。
八洲電機<3153>:2117円(+84円)
大幅続伸。前日大引け後、株主優待制度を拡充すると発表した。来年度創立80周年を迎えるにあたり、株主優待制度として従来から贈呈している「ジェフグルメカード」の金額を増額する。従来は100株以上200株未満の株式を1年未満保有する株主には500円分贈呈していたが、1000円分に増額するなど、保有株数・保有期間に応じて増額する。
リボミック<4591>:107円(+4円)
急騰。20日の取引終了後に軟骨無形成症治療薬(umedaptanib pegol)の長期投与試験における奏効(成長速度増加)持続性を発表し、好材料視されている。軟骨無形成症患者の前期第II相臨床試験において、低用量(0.3mg/kg)の皮下投与(1回/週)群(Cohort1)で2名の小児患者の身長の伸展速度が顕著に増加していたが、その後同条件で1年間投与を継続した結果(長期投与試験)、umedaptanib pegolの成長促進効果が持続することが明らかになったとしている。
TORICO<7138>:1634円(+300円)
ストップ高。幻冬舎と暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーンなどWeb3領域の新規事業創出に向けて業務提携することを発表し、好材料視されている。今回の業務提携において、幻冬舎のこれまでの専門メディア運営やコンサルティングを通じて培ってきたWeb3領域における経験とノウハウを活かし、同社の暗号資産・ブロックチェーンの既存事業への活用支援や、新規事業の創出を図る。さらに同じ出版・コンテンツ業界の企業という両社のシナジーを活かし、Web3関連の共同事業の実施も目指すとしている。
アンジェス<4563>:80円(-3円)
続落。ベーリンガー・インゲルハイム・バイオファーマシューティカルズと、同社が米国で末梢動脈疾患(PAD)治療を目的として開発中のHGF遺伝子治療用製品の原薬に関する受託開発・製造契約を正式に締結したことを発表している。両社は、規制当局による承認取得に向けて、今後も協力を継続する。ベーリンガーのバイオ医薬品受託製造部門であるBioXcellenceは、アンジェスのCDMO(契約開発・製造機関)として、HGF遺伝子治療製品の有効成分の製造及び供給を担う。
<ST>




