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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米国の経済指標と金融政策を好感もイベントを見極め

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米国の経済指標と金融政策を好感もイベントを見極め
30日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国の強い経済指標や緩和に慎重な金融政策方針を受け、ドル買い先行。ただ、日銀金融政策決定会合や雇用統計など重要イベントが続き、過度なドル買いは縮小しそうだ。

前週末に米国と欧州連合(EU)の貿易交渉が合意に達したが、前日はユーロ圏経済への影響を懸念したユーロ売りが強まった。ただ、米10年債利回りの低下でドル売り地合いに振れ、ユーロ・ドルは1.1520ドル台から1.1560ドル台にやや戻し、ドル・円は148円80銭付近から148円30銭付近に下落。本日アジア市場で日経平均株価の下落で円買いが先行したほか、仲値にかけて国内勢のドル売りでドル・円は一時148円を割り込んだ。

この後の海外市場は米国の経済指標と金融政策が焦点。国内総生産(GDP)速報値が想定を上回れば、成長を好感したドル買いに振れやすい。一方、連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置きの公算で、ドル買いを後押し。9月以降の政策方針について、連邦準備制度理事会(FRB)がハト派色を弱めれば金利高・ドル高に。ただ、日銀金融政策決定会合は利上げ見送り、米雇用統計はやや悪化が予想され、内容を見極めようと過度なドル高は抑制されるだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 独・4-6月期国内総生産(予想:前年比+0.1%、1-3月期:-0.2%)
・18:00 ユーロ圏・4-6月期域内総生産(予想:前年比+1.2%、1-3月期:+1.5%)
・21:15 米・7月ADP雇用統計(予想:前月比+7.8万人、6月:-3.3万人)
・21:30 米・4-6月期国内総生産(予想:前期比年率+2.4%、前期+0.5%)
・22:45 加・カナダ中央銀行政策金利発表(予想:2.75%、前回:2.75%)
・03:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明(政策金利は現状維持の予想)





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