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今日の為替市場ポイント:米政策金利の据え置き予想でドルは下げ渋る可能性
2025/07/30 08:40
*08:40JST 今日の為替市場ポイント:米政策金利の据え置き予想でドルは下げ渋る可能性
29日のドル・円は、東京市場では148円71銭から148円16銭まで下落。欧米市場では148円81銭から148円34銭まで下落し、148円47銭で取引終了。本日30日のドル・円は主に148円台で推移か。米政策金利の据え置きを想定してドルは下げ渋る可能性がある。
米コンファレンス・ボード(CB)が7月29日発表した7月消費者信頼感指数は97.2で6月実績の95.2から2ポイント上昇した。ただ、雇用機会に対する見方は悪化しており、米国の労働市場が減速している可能性が高いことを示唆した。市場関係者の間からは「関税措置に対する悲観的な見方は後退したが、消費者の雇用機会に対する見方は一段と悪化しており、年内2回の利下げが行われる余地は十分ある」との声が聞かれている。今回開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の据え置きが決定される見込みだが、米国の関税措置がインフレや雇用に与える影響について主に議論されることが予想される。
<CS>
29日のドル・円は、東京市場では148円71銭から148円16銭まで下落。欧米市場では148円81銭から148円34銭まで下落し、148円47銭で取引終了。本日30日のドル・円は主に148円台で推移か。米政策金利の据え置きを想定してドルは下げ渋る可能性がある。
米コンファレンス・ボード(CB)が7月29日発表した7月消費者信頼感指数は97.2で6月実績の95.2から2ポイント上昇した。ただ、雇用機会に対する見方は悪化しており、米国の労働市場が減速している可能性が高いことを示唆した。市場関係者の間からは「関税措置に対する悲観的な見方は後退したが、消費者の雇用機会に対する見方は一段と悪化しており、年内2回の利下げが行われる余地は十分ある」との声が聞かれている。今回開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の据え置きが決定される見込みだが、米国の関税措置がインフレや雇用に与える影響について主に議論されることが予想される。
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