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24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは316ドル安、ハイテクが支援
2025/07/25 07:47
*07:47JST 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは316ドル安、ハイテクが支援
■NY株式:NYダウは316ドル安、ハイテクが支援
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は316.38ドル安の44693.91ドル、ナスダックは37.94ポイント高の21057.96で取引を終了した。
主要企業決算を受け、寄り付き後、まちまち。一部企業決算を嫌気した売りや、週次失業保険申請件数が4月来の低水準に達し労働市場の底堅さが示され、利下げ観測が後退するとダウは一段安となった。半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引しナスダックは終日堅調に推移し、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了。セクター別では不動産管理・開発、電気通信サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
エネルギー会社のシェブロン(CVX)はトランプ政権がベネズエラでの創業家再開を承認する可能性が報じられ、上昇。鉄道会社のユニオン・パシフィック(UNP)とノーフォーク・サザン(NSC)は合併を協議していることが報じられそれぞれ下落。メキシコ料理レストランチェーンのチポトレ(CMG)は既存店売上予想を引下げ、下落。
ヘルスケアのユナイテッドヘルス(UNH)は司法省が同社のメディケア(高齢者向け公的医療保険)業務を巡る捜査が行われていることを明らかにし、下落。航空会社のアメリカン航空(AAL)は第2四半期決算で減益、通期見通しを下方修正し、売られた。
半導体のインテル(INTC)は取引終了後に四半期決算を発表。予想を上回った内容で、時間外取引で、買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米労働市場が底堅く早期利下げ観測後退
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円35銭から147円02銭まで上昇し、146円99銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想外に前回から減少し、労働市場の底堅さが証明され、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測後退でドル買いが優勢となった。米6月新築住宅販売件数や7月製造業PMI速報値が予想を下回り、伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1731ドルへ下落後、1.1789ドルまで上昇し、1.1746ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。ラガルド総裁が成長見通しは下方としながらも、経済の強さに言及したため年内の利下げ観測が後退し、ユーロ買い戻しが優勢となった。ユーロ・円は172円14銭から172円92銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3562ドルへ上昇後、1.3503ドルまで下落した。ドル・スイスは0.7931フランまで下落後、0.7961フランまで上昇した。
■NY原油:反発で66.03ドル、一時66.39ドルまで買われる
NY原油先物9月限は反発(NYMEX原油9月限終値:66.03 ↑0.78)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+0.78ドル(+1.20%)の66.03ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.33ドル-66.39ドル。一時66.39ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では主に66ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 48.39ドル +0.25ドル(+0.51%)
モルガン・スタンレー(MS) 142.50ドル +0.29ドル(+0.20%)
ゴールドマン・サックス(GS)719.18ドル +1.66ドル(+0.23%)
インテル(INTC) 22.63ドル -0.86ドル(-3.66%)
アップル(AAPL) 213.76ドル -0.39ドル(-0.18%)
アルファベット(GOOG) 193.20ドル +1.69ドル(+0.88%)
メタ(META) 714.80ドル +1.22ドル(+0.17%)
キャタピラー(CAT) 429.52ドル +1.93ドル(+0.45%)
アルコア(AA) 31.86ドル -0.24ドル(-0.74%)
ウォルマート(WMT) 96.60ドル +0.92ドル(+0.96%)
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■NY株式:NYダウは316ドル安、ハイテクが支援
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は316.38ドル安の44693.91ドル、ナスダックは37.94ポイント高の21057.96で取引を終了した。
主要企業決算を受け、寄り付き後、まちまち。一部企業決算を嫌気した売りや、週次失業保険申請件数が4月来の低水準に達し労働市場の底堅さが示され、利下げ観測が後退するとダウは一段安となった。半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引しナスダックは終日堅調に推移し、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了。セクター別では不動産管理・開発、電気通信サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
エネルギー会社のシェブロン(CVX)はトランプ政権がベネズエラでの創業家再開を承認する可能性が報じられ、上昇。鉄道会社のユニオン・パシフィック(UNP)とノーフォーク・サザン(NSC)は合併を協議していることが報じられそれぞれ下落。メキシコ料理レストランチェーンのチポトレ(CMG)は既存店売上予想を引下げ、下落。
ヘルスケアのユナイテッドヘルス(UNH)は司法省が同社のメディケア(高齢者向け公的医療保険)業務を巡る捜査が行われていることを明らかにし、下落。航空会社のアメリカン航空(AAL)は第2四半期決算で減益、通期見通しを下方修正し、売られた。
半導体のインテル(INTC)は取引終了後に四半期決算を発表。予想を上回った内容で、時間外取引で、買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米労働市場が底堅く早期利下げ観測後退
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円35銭から147円02銭まで上昇し、146円99銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想外に前回から減少し、労働市場の底堅さが証明され、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測後退でドル買いが優勢となった。米6月新築住宅販売件数や7月製造業PMI速報値が予想を下回り、伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1731ドルへ下落後、1.1789ドルまで上昇し、1.1746ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。ラガルド総裁が成長見通しは下方としながらも、経済の強さに言及したため年内の利下げ観測が後退し、ユーロ買い戻しが優勢となった。ユーロ・円は172円14銭から172円92銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3562ドルへ上昇後、1.3503ドルまで下落した。ドル・スイスは0.7931フランまで下落後、0.7961フランまで上昇した。
■NY原油:反発で66.03ドル、一時66.39ドルまで買われる
NY原油先物9月限は反発(NYMEX原油9月限終値:66.03 ↑0.78)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+0.78ドル(+1.20%)の66.03ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.33ドル-66.39ドル。一時66.39ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では主に66ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 48.39ドル +0.25ドル(+0.51%)
モルガン・スタンレー(MS) 142.50ドル +0.29ドル(+0.20%)
ゴールドマン・サックス(GS)719.18ドル +1.66ドル(+0.23%)
インテル(INTC) 22.63ドル -0.86ドル(-3.66%)
アップル(AAPL) 213.76ドル -0.39ドル(-0.18%)
アルファベット(GOOG) 193.20ドル +1.69ドル(+0.88%)
メタ(META) 714.80ドル +1.22ドル(+0.17%)
キャタピラー(CAT) 429.52ドル +1.93ドル(+0.45%)
アルコア(AA) 31.86ドル -0.24ドル(-0.74%)
ウォルマート(WMT) 96.60ドル +0.92ドル(+0.96%)
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