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今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性
2025/07/10 08:17
*08:17JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性
9日のドル・円は、東京市場では146円53銭から147円18銭まで上昇。欧米市場では146円87銭から146円25銭まで下落し、146円32銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に146円台で推移か。米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性がある。
米連邦準備制度理事会(FRB)が7月9日に公表した6月17-18日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨によると、早ければ7月の会合で利下げが実施される可能性があるとの認識を示したメンバーは2人にとどまったことが分かった。大半の参加者は、トランプ米大統領の関税措置による物価への衝撃が一時的もしくは小幅になると想定し、年内の利下げが適切になるという見解を示していたことが確認された。市場参加者の多くは年内2回の利下げを想定しているようだが、2026年以降の政策金利見通しは不透明。追加利下げが行われる可能性はあるものの、物価動向次第で政策金利の先高観が浮上する可能性も残されている。
<CS>
9日のドル・円は、東京市場では146円53銭から147円18銭まで上昇。欧米市場では146円87銭から146円25銭まで下落し、146円32銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に146円台で推移か。米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性がある。
米連邦準備制度理事会(FRB)が7月9日に公表した6月17-18日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨によると、早ければ7月の会合で利下げが実施される可能性があるとの認識を示したメンバーは2人にとどまったことが分かった。大半の参加者は、トランプ米大統領の関税措置による物価への衝撃が一時的もしくは小幅になると想定し、年内の利下げが適切になるという見解を示していたことが確認された。市場参加者の多くは年内2回の利下げを想定しているようだが、2026年以降の政策金利見通しは不透明。追加利下げが行われる可能性はあるものの、物価動向次第で政策金利の先高観が浮上する可能性も残されている。
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