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ユーロ週間見通し:底堅い動きか、ユーロ圏小売売上高などが手掛かり材料に

*13:29JST ユーロ週間見通し:底堅い動きか、ユーロ圏小売売上高などが手掛かり材料に
■強含み、ECBはユーロ高を懸念せず

今週のユーロ・ドルは強含み。米国の7月利下げ観測は大幅に後退し、ユーロ買い・米ドル売りは一巡したが、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は「為替レートは経済の強さを示す」との見方を伝えており、ECBによる利下げサイクルの終了予想が一段と広がった。年末にかけて欧米金利差の縮小が想定されていることもユーロ・ドルへの支援材料となったようだ。取引レンジ:1.1708ドル-1.1829ドル。

■もみ合いか、ECBによる利下げサイクル終了の思惑残る

来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)の利下げサイクル休止への思惑は継続し、ユーロは売りづらい展開となりそうだ。7月7日発表のドイツ鉱工業生産やユーロ圏小売売上高が市場予想を上回った場合、ユーロ買いを後押しする要因に。ただ、米国と主要貿易相手国との交渉が進展すれば、ドルは売りづらい展開となりそうだ。

予想レンジ:1.1650ドル-1.1900ドル

■強含み、昨年7月以来となる170円台

今週のユーロ・円は強含み。昨年7月以来となる170円台に乗せた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は「為替レートは経済の強さを示す」との見方を伝えており、ECBによる利下げサイクルの終了予想が一段と広がったことが要因。日欧金利差がただちに縮小する可能性は低いこともユーロ買いにつながったようだ。取引レンジ:168円46銭-170円61銭。

■底堅い動きか、ユーロ圏小売売上高などが手掛かり材料に

来週のユーロ・円は底堅い値動きか。欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバーから追加利下げに慎重な見解が相次ぎ、ユーロは売りづらい。5月ユーロ圏小売売上高や5月ドイツ鉱工業生産など主要経済指標が市場予想を上回った場合、ユーロ買いの支援材料となりそうだ。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・7日:5月小売売上高(4月:前月比+0.1%)

予想レンジ:169円00銭-172円00銭




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