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3日の米国市場ダイジェスト:NYダウは344ドル高、雇用統計を好感
2025/07/04 07:52
*07:52JST 3日の米国市場ダイジェスト:NYダウは344ドル高、雇用統計を好感
■NY株式:NYダウは344ドル高、雇用統計を好感
米国株式市場は上昇。ダウ平均は344.11ドル高の44828.53ドル、ナスダックは207.97ポイント高の20601.10で取引を終了した。
雇用統計が予想外に強まったことを好感し、寄り付き後、上昇。通商交渉の進展やトランプ政権の大型減税成立期待を受けた買いが引き続き支援し、相場は終日堅調に推移した。独立記念日祭日の前日で短縮取引となる中、終盤にかけて上げ幅を拡大、ナスダックやS&P500種指数は連日で過去最高値を更新し、終了。セクター別ではソフトウエア・サービスが上昇した一方、耐久消費財が下落した。
ソフトウエア会社のケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)はトランプ政権が中国向け半導体設計ソフトウエアの輸出規制を一部緩和したことが好感され、上昇。ソフトウエア・ソリューション会社のデータドッグ(DDOG)はS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズがS&P500種指数構成銘柄に同社株を9日付で採用すると発表し、買われた。一方、銘柄採用が期待され上昇していたオンライン証券取引プラットフォームを提供するロビンフッド(HOOD)は失望感に売られた。
オンライン旅行検索サービス会社のトリップアドバイザー(TRIP)は物言う投資家のスターボードが同社株式を9%強取得したとウォールストリート・ジャーナル紙が報じ、再編期待に上昇した。
ベッセント財務長官は上乗せ関税の一時停止措置の期限9日以降の通商交渉の延長に関してはトランプ大統領が決定すると述べた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:予想を上回る米6月雇用統計を受けて利下げ観測後退、ドル反発
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円84銭から145円23銭まで上昇し、145円07銭で引けた。米6月雇用統計やISM非製造業景況指数が予想を上回り、ドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1790ドルから1.1718ドルまで下落し、1.1747ドルで引けた。ユーロ・円は169円53銭から、170円61銭まで上昇した。良好な米経済指標に加え、下院がトランプ大統領の大型減税法案を可決し、大統領の署名で成立する見込みとなり、リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3586ドルへ下落後、1.3674ドルまで上昇した。ドル買いにおされたのち、英国のスターマー首相は、リーブス財務相続投を示唆したため、財務相進退巡る懸念後退で、ポンドの買戻しが優勢となった。ドル・スイスは0.7931フランから0.7987フランまで上昇した。
■NY原油:弱含みで67.00ドル、時間外取引でやや持ち直す
NY原油先物8月限は弱含み(NYMEX原油8月限終値:67.00 ↓0.45)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.45ドル(-0.67%)の67.00ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは66.53ドル-67.58ドル。米6月雇用統計発表前に67.58ドルまで買われたが、発表後に66.53ドルまで下落。ただ、雇用統計は予想を上回る内容だったことから、通常取引終了後の時間外取引でやや持ち直し、主に67ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 48.71ドル +0.56ドル(+1.16%)
モルガン・スタンレー(MS) 142.86ドル +1.79ドル(+1.26%)
ゴールドマン・サックス(GS)715.89ドル +9.43ドル(+1.33%)
インテル(INTC) 21.88ドル -0.97ドル(-4.24%)
アップル(AAPL) 212.44ドル +4.62ドル(+2.22%)
アルファベット(GOOG) 179.76ドル +2.85ドル(+1.61%)
メタ(META) 713.57ドル -5.65ドル(-0.78%)
キャタピラー(CAT) 398.43ドル +7.51ドル(+1.92%)
アルコア(AA) 31.52ドル +1.32ドル(+4.37%)
ウォルマート(WMT) 97.61ドル -0.63ドル(-0.64%)
<ST>
■NY株式:NYダウは344ドル高、雇用統計を好感
米国株式市場は上昇。ダウ平均は344.11ドル高の44828.53ドル、ナスダックは207.97ポイント高の20601.10で取引を終了した。
雇用統計が予想外に強まったことを好感し、寄り付き後、上昇。通商交渉の進展やトランプ政権の大型減税成立期待を受けた買いが引き続き支援し、相場は終日堅調に推移した。独立記念日祭日の前日で短縮取引となる中、終盤にかけて上げ幅を拡大、ナスダックやS&P500種指数は連日で過去最高値を更新し、終了。セクター別ではソフトウエア・サービスが上昇した一方、耐久消費財が下落した。
ソフトウエア会社のケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)はトランプ政権が中国向け半導体設計ソフトウエアの輸出規制を一部緩和したことが好感され、上昇。ソフトウエア・ソリューション会社のデータドッグ(DDOG)はS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズがS&P500種指数構成銘柄に同社株を9日付で採用すると発表し、買われた。一方、銘柄採用が期待され上昇していたオンライン証券取引プラットフォームを提供するロビンフッド(HOOD)は失望感に売られた。
オンライン旅行検索サービス会社のトリップアドバイザー(TRIP)は物言う投資家のスターボードが同社株式を9%強取得したとウォールストリート・ジャーナル紙が報じ、再編期待に上昇した。
ベッセント財務長官は上乗せ関税の一時停止措置の期限9日以降の通商交渉の延長に関してはトランプ大統領が決定すると述べた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:予想を上回る米6月雇用統計を受けて利下げ観測後退、ドル反発
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円84銭から145円23銭まで上昇し、145円07銭で引けた。米6月雇用統計やISM非製造業景況指数が予想を上回り、ドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1790ドルから1.1718ドルまで下落し、1.1747ドルで引けた。ユーロ・円は169円53銭から、170円61銭まで上昇した。良好な米経済指標に加え、下院がトランプ大統領の大型減税法案を可決し、大統領の署名で成立する見込みとなり、リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3586ドルへ下落後、1.3674ドルまで上昇した。ドル買いにおされたのち、英国のスターマー首相は、リーブス財務相続投を示唆したため、財務相進退巡る懸念後退で、ポンドの買戻しが優勢となった。ドル・スイスは0.7931フランから0.7987フランまで上昇した。
■NY原油:弱含みで67.00ドル、時間外取引でやや持ち直す
NY原油先物8月限は弱含み(NYMEX原油8月限終値:67.00 ↓0.45)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.45ドル(-0.67%)の67.00ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは66.53ドル-67.58ドル。米6月雇用統計発表前に67.58ドルまで買われたが、発表後に66.53ドルまで下落。ただ、雇用統計は予想を上回る内容だったことから、通常取引終了後の時間外取引でやや持ち直し、主に67ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 48.71ドル +0.56ドル(+1.16%)
モルガン・スタンレー(MS) 142.86ドル +1.79ドル(+1.26%)
ゴールドマン・サックス(GS)715.89ドル +9.43ドル(+1.33%)
インテル(INTC) 21.88ドル -0.97ドル(-4.24%)
アップル(AAPL) 212.44ドル +4.62ドル(+2.22%)
アルファベット(GOOG) 179.76ドル +2.85ドル(+1.61%)
メタ(META) 713.57ドル -5.65ドル(-0.78%)
キャタピラー(CAT) 398.43ドル +7.51ドル(+1.92%)
アルコア(AA) 31.52ドル +1.32ドル(+4.37%)
ウォルマート(WMT) 97.61ドル -0.63ドル(-0.64%)
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