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日経VI:低下、株価堅調で警戒感が後退
2025/06/16 16:35
*16:35JST 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が後退
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は16日、前日比-2.23(低下率8.13%)の25.21と低下した。なお、高値は25.80、安値は24.72。先週末の米株式市場で主要指数が下落したが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。引き続き中東の地政学リスクに対する警戒感があるものの、先週末の東京市場で株価が下落したことから、中東情勢の緊迫化はある程度株価に織り込まれているとの見方が多かった。こうした中、今日は取引開始後も株価が底堅く推移したことからボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退。日経VIは終日、先週末の水準を下回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は16日、前日比-2.23(低下率8.13%)の25.21と低下した。なお、高値は25.80、安値は24.72。先週末の米株式市場で主要指数が下落したが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。引き続き中東の地政学リスクに対する警戒感があるものの、先週末の東京市場で株価が下落したことから、中東情勢の緊迫化はある程度株価に織り込まれているとの見方が多かった。こうした中、今日は取引開始後も株価が底堅く推移したことからボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退。日経VIは終日、先週末の水準を下回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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