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ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ECB利下げ休止観測や日銀追加利上げ見送りで

*14:15JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ECB利下げ休止観測や日銀追加利上げ見送りで
■強含み、ECBによる利下げ終了の思惑強まる

今週のユーロ・ドルは堅調推移。欧州中央銀行(ECB)による利下げ終了を想定してユーロ売り・米ドル買いは縮小したが、イスラエルによるイラン攻撃を嫌気した米ドル売り・ユーロ買いも観測されており、ユーロ・ドルは一時1.16ドル台半ばまで上昇。原油高を警戒してユーロ買いは一服したものの、週末前も主に1.15ドル台で推移した。取引レンジ:1.1341ドル-1.1495ドル。

■伸び悩みか、米政策金利は据え置き予想

来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。イスラエルによるイラン攻撃を嫌気した米ドル売り・ユーロ買いは一巡しつつある。新たな米ドル売り材料が提供されない場合、ユーロ・ドルは主に1.15ドル台で推移する見通し。米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の据え置きが決まる見込みであり、追加利下げに慎重な姿勢が変わらない場合、ユーロ買い・米ドル売りがさらに強まる可能性は低いとみられる。

予想レンジ:1.1400ドル-1.1650ドル

■強含み、原油高を意識した相場展開に

今週のユーロ・円は強含み。欧州中央銀行(ECB)による利下げサイクルの終了を想定したユーロ買い・円売りは一服したが、中東情勢の悪化による原油高を受けてユーロ売り・円買いは縮小。ユーロ・円は週初の164円台半ばから週後半にかけて166円台後半まで買われる展開となった。取引レンジ:164円55銭-166円74銭。

■下げ渋りか、ECB利下げ休止観測や日銀追加利上げ見送りで

来週のユーロ・円は下げ渋りか。中東情勢の悪化による原油高を受けてユーロ売り・円買いは縮小。欧州中央銀行(ECB)の緩和サイクル休止観測もユーロ売りを抑える要因となる。一方、日本銀行は6月16-17日開催の金融政策決定会合で利上げ見送りの公算で、原油高が続いた場合、ユーロ買い・円売りがやや強まる可能性がある。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:165円00銭-167円50銭




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