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東証グロース市場250指数先物見通し:弱含みの展開か
2025/06/06 08:05
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:弱含みの展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みの展開を予想する。前日5日のダウ平均は108.00ドル安の42319.74ドル、ナスダックは162.04pt安の19298.45ptで取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し、労働市場の減速で利下げ期待が強まり寄り付き後、小幅高。トランプ大統領が中国の国家主席との電話会談が前向きな結果で終了したと言及すると貿易摩擦問題解決期待に続伸した。その後、テスラの下落が重しとなったほか、連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事が現在インフレに焦点を当てていると言及すると年内の利下げ期待が後退し売りに転じた。雇用統計の発表を控えた警戒感も売り材料となり戻りなく終了。下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みの展開を予想する。昨日は9連騰後の反落となったが、引き続きオシレーター系指標は高値圏を示唆しており、売りが出やすい水準といえそうだ。米国の雇用統計発表を前に、持ち高調整の売りも警戒されるところだ。グロース市場固有の悪材料はないが、終日様子見ムードが強まる可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の756ptで終えている。上値のメドは760pt、下値のメドは745ptとする。
<SK>
本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みの展開を予想する。前日5日のダウ平均は108.00ドル安の42319.74ドル、ナスダックは162.04pt安の19298.45ptで取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し、労働市場の減速で利下げ期待が強まり寄り付き後、小幅高。トランプ大統領が中国の国家主席との電話会談が前向きな結果で終了したと言及すると貿易摩擦問題解決期待に続伸した。その後、テスラの下落が重しとなったほか、連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事が現在インフレに焦点を当てていると言及すると年内の利下げ期待が後退し売りに転じた。雇用統計の発表を控えた警戒感も売り材料となり戻りなく終了。下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みの展開を予想する。昨日は9連騰後の反落となったが、引き続きオシレーター系指標は高値圏を示唆しており、売りが出やすい水準といえそうだ。米国の雇用統計発表を前に、持ち高調整の売りも警戒されるところだ。グロース市場固有の悪材料はないが、終日様子見ムードが強まる可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の756ptで終えている。上値のメドは760pt、下値のメドは745ptとする。
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