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前場に注目すべき3つのポイント~市場参加者限られるなかで押し目狙いのスタンス~
2025/05/26 08:45
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~市場参加者限られるなかで押し目狙いのスタンス~
26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■市場参加者限られるなかで押し目狙いのスタンス
■インテグループ、25/5下方修正 営業利益 4.95億円←11.83億円
■前場の注目材料:トヨタ自、新型EV続々投入、人気のSUV、北米に照準
■市場参加者限られるなかで押し目狙いのスタンス
26日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。23日の米国市場は、NYダウが256ドル安、ナスダックは188ポイント安だった。トランプ米大統領がEU(欧州連合)からの輸入品に対し6月1日から50%の関税を課すことを提案すると自身のSNSに投稿したほか、アップルに対しても高関税を課す姿勢を示したことを受け、売り優勢の相場展開になった。シカゴ日経225先物は大阪比335円安の36855円。円相場は1ドル=142円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで36450円まで売られる場面もみられ、25日線を下回った。売り一巡後は下げ幅を縮めて同線のほか75日線を上回って終えているため、75日線が位置する36757円辺りでの底堅さを見極めることになりそうだ。26日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場になるため、海外投資家の資金流入は限られると考えられ、短期的な売買が中心になりそうである。
先物市場に振らされやすい需給状況であるため、短期的な売買から25日線に接近する局面においては、その後のリバウンド狙いのスタンスに向かわせそうだ。先週末の日経平均株価は75日線からのリバウンドをみせている。売り先行で始まることで75日線が位置する36862円を試す可能性はありそうだが、同線での底堅さが意識されてくるようであれば、押し目を拾う動きが出てきそうだ。
エヌビディアは中国向けに新たなAI半導体を発売する計画だと、事情に詳しい複数の関係者の話しとして、米メディアが報じている。対中輸出許可が必要との通知を受けた「H20」より安価と伝えている。エヌビディアは今週決算発表を控えていることもあり、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目されよう。
そのほか、トランプ大統領は、将来の電力需要急増に備え、原子力エネルギーでの優位性を取り戻すことを目指し、原子力発電所の建設を加速させる大統領令に署名したと報じられている。原発関連にも関心が集まりやすいと考えられる。
■インテグループ、25/5下方修正 営業利益 4.95億円←11.83億円
インテグループ<192A>は2025年5月期業績予想の修正を発表。売上高は28.97億円から18.92億円、営業利益を11.83億円から4.95億円に下方修正した。期中の成約を見込んでいた大型案件を含む複数の案件について、検討期間の長期化や不成立が重なり、成約率が低下した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(37160.47、+174.60)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(61.53、+0.33)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・神戸製鋼所<5406>東北大学と共創研設置、半導体素材・プロセス開発
・トヨタ自<7203>新型EV続々投入、人気のSUV、北米に照準
・横浜ゴム<5101>ルーマニアで工場取得、鉱山・建設用タイヤ増産
・スズキ<7269>スイフト生産停止、相良工場で26―30日
・AIRMAN<6364>新3カ年中計策定、27年度営業益80億円目指す
・スター精密<7718>小型ラベルプリンター、2インチ幅以下に特化
・ソディック<6143>欧州・メンテに活路、射出機成長策
・富士通<6702>イージス搭載艦向けレーダー部品供給、米ロッキードと覚書
・栗田工業<6370>課題解決×経済価値、新興国を開拓
・東ソー<4042>25-27年度の設備投資最大2500億円
・デンカ<4061>熊本に樹脂排水管工場、生産能力6割増
・UBE<4208>堺にコンポジット研究の中核拠点
・日本電気硝子<5214>次世代半導体向けコア基板開発
・大東建託<1878>「木造共同住宅」都市部に照準、3階建てを商品化
・参天製薬<4536>新中計、売上高29年度4000億円、新領域2製品で450億円
・ロート製薬<4527>27品目値上げ、8月上旬出荷分から
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<ST>
26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■市場参加者限られるなかで押し目狙いのスタンス
■インテグループ、25/5下方修正 営業利益 4.95億円←11.83億円
■前場の注目材料:トヨタ自、新型EV続々投入、人気のSUV、北米に照準
■市場参加者限られるなかで押し目狙いのスタンス
26日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。23日の米国市場は、NYダウが256ドル安、ナスダックは188ポイント安だった。トランプ米大統領がEU(欧州連合)からの輸入品に対し6月1日から50%の関税を課すことを提案すると自身のSNSに投稿したほか、アップルに対しても高関税を課す姿勢を示したことを受け、売り優勢の相場展開になった。シカゴ日経225先物は大阪比335円安の36855円。円相場は1ドル=142円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで36450円まで売られる場面もみられ、25日線を下回った。売り一巡後は下げ幅を縮めて同線のほか75日線を上回って終えているため、75日線が位置する36757円辺りでの底堅さを見極めることになりそうだ。26日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場になるため、海外投資家の資金流入は限られると考えられ、短期的な売買が中心になりそうである。
先物市場に振らされやすい需給状況であるため、短期的な売買から25日線に接近する局面においては、その後のリバウンド狙いのスタンスに向かわせそうだ。先週末の日経平均株価は75日線からのリバウンドをみせている。売り先行で始まることで75日線が位置する36862円を試す可能性はありそうだが、同線での底堅さが意識されてくるようであれば、押し目を拾う動きが出てきそうだ。
エヌビディアは中国向けに新たなAI半導体を発売する計画だと、事情に詳しい複数の関係者の話しとして、米メディアが報じている。対中輸出許可が必要との通知を受けた「H20」より安価と伝えている。エヌビディアは今週決算発表を控えていることもあり、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目されよう。
そのほか、トランプ大統領は、将来の電力需要急増に備え、原子力エネルギーでの優位性を取り戻すことを目指し、原子力発電所の建設を加速させる大統領令に署名したと報じられている。原発関連にも関心が集まりやすいと考えられる。
■インテグループ、25/5下方修正 営業利益 4.95億円←11.83億円
インテグループ<192A>は2025年5月期業績予想の修正を発表。売上高は28.97億円から18.92億円、営業利益を11.83億円から4.95億円に下方修正した。期中の成約を見込んでいた大型案件を含む複数の案件について、検討期間の長期化や不成立が重なり、成約率が低下した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(37160.47、+174.60)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(61.53、+0.33)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・神戸製鋼所<5406>東北大学と共創研設置、半導体素材・プロセス開発
・トヨタ自<7203>新型EV続々投入、人気のSUV、北米に照準
・横浜ゴム<5101>ルーマニアで工場取得、鉱山・建設用タイヤ増産
・スズキ<7269>スイフト生産停止、相良工場で26―30日
・AIRMAN<6364>新3カ年中計策定、27年度営業益80億円目指す
・スター精密<7718>小型ラベルプリンター、2インチ幅以下に特化
・ソディック<6143>欧州・メンテに活路、射出機成長策
・富士通<6702>イージス搭載艦向けレーダー部品供給、米ロッキードと覚書
・栗田工業<6370>課題解決×経済価値、新興国を開拓
・東ソー<4042>25-27年度の設備投資最大2500億円
・デンカ<4061>熊本に樹脂排水管工場、生産能力6割増
・UBE<4208>堺にコンポジット研究の中核拠点
・日本電気硝子<5214>次世代半導体向けコア基板開発
・大東建託<1878>「木造共同住宅」都市部に照準、3階建てを商品化
・参天製薬<4536>新中計、売上高29年度4000億円、新領域2製品で450億円
・ロート製薬<4527>27品目値上げ、8月上旬出荷分から
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<ST>




