フィスコニュース
注目銘柄ダイジェスト(前場):住友ファーマ、ニコン、売れるGなど
2025/04/30 11:42
*11:42JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):住友ファーマ、ニコン、売れるGなど
キッコマン<2801>:1427円(-116.5円)
大幅続落。28日に25年3月期の決算を発表、営業利益は737億円で前期比10.4%増となり、ほぼ市場想定線とみられる。一方、26年3月期見通しは752億円で同2.0%増の見通しで、780億円程度のコンセンサスを下振れ。また、中期計画を発表しているが、28年3月期事業利益は814億円とし、年平均成長率は3%の見方にとどまっている。ROE目標も12%以上で、25年3月期実績値と同水準。物足りなさがあるとの見方が多いもよう。
東京メトロ<9023>:1803円(-159.5円)
大幅続落。28日に25年3月期の決算を発表している。営業利益は869億円で前期比13.9%増となり、従来計画の880億円を下振れ。26年3月期は887億円で同2.0%増を見込んでおり、950億円超のレベルであったコンセンサスを下回っている。また、中期計画を発表しているものの、28年3月期目標は930億円にとどまっており、市場の目線は1000億円以上とみられていた中、ネガティブな反応が優勢となる形に。
ニコン<7731>:1369.5円(-140円)
大幅続落。28日に25年3月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の190億円から25億円、前期比93.7%減に引き下げ、コンセンサスは210億円程度であったとみられる。固定資産の減損、棚卸資産評価損、構造改革費用などの一時費用を142億円計上したことが主因だが、映像事業とデジタルマニュファクチャリング事業の売上高下振れなども織り込んだもよう。年間配当金も従来計画の55円から前期比横ばいの50円に引き下げ。
住友ファーマ<4506>:787円(+100円)
ストップ高。一昨日に25年3月期の業績上方修正を発表している。コア営業利益は従来予想の300億円から432億円に引き上げ、前期は1330億円の赤字であった。北米セグメントにおいて進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」などが想定を上回っているもよう。減損損失を計上するものの、営業利益も210億円から288億円に引き上げ、150億円程度の市場コンセンサスを大幅に上回る水準になっている。
小松ウオール<7949>:1780円 カ -
ストップ高買い気配。一昨日に25年3月期の決算を発表、営業利益は36.4億円で前期比0.1%減となり、従来予想の38億円は下振れ着地。一方、26年3月期は40.6億円で同11.7%増の見通しとしている。同時に株主還元方針の変更を発表、これまでのDOE3%下限から6%を目安にするとしており、26年3月期年間配当金は130円を計画。前期は65円の水準であった。一昨日終値をベースとした配当利回りは8.8%の水準となる。
売れるG<9235>:1267円(+231円)
年初来高値。連結子会社が運営する「最強の売れるメディアプラットフォーム」で、提携可能なインフルエンサー数が累計7万5000人を突破したと発表している。このインフルエンサーのネットワークは、TikTok、Instagram、YouTube Shortsなどの主要SNSプラットフォームで活躍するクリエイターを中心に構成、完全成果報酬型モデルを採用しており、D2Cマーケティング領域での優位性を実現するとしている。
モルフォ<3653>:1217円(+59円)
大幅に続伸。GPSを活用した車載システム組込み開発などを手掛けるミックウェア(神戸市)との資本業務提携を強化すると発表している。第三者割当でミックウェア株1764株を取得する(取得後の発行済株式総数に対する所有割合は0.73%)。取得金額は約1.49億円で、取得予定日は30日。ミックウェアも同額を上限にモルフォ株を相対取引で取得する。提携強化で両社の技術力を融合させ、さらなるイノベーションを追求するとしている。
Aiming<3911>:297円(+38円)
年初来高値。25年12月期第1四半期(25年1-3月)の営業損益を13.52億円の黒字(前年同期実績1.49億円の赤字)と発表している。開発中のゲームタイトルでの費用負担を清算したことに加え、業務委託費を抑制したことが寄与し、会社計画(11.69億円の黒字)を上回った。第2四半期累計(25年1-6月)の営業損益予想は14.69億円の黒字としている。また、競輪投票ポータル事業のKPJ企画(東京都渋谷区)に出資し、持分法適用会社にする予定。
<ST>
キッコマン<2801>:1427円(-116.5円)
大幅続落。28日に25年3月期の決算を発表、営業利益は737億円で前期比10.4%増となり、ほぼ市場想定線とみられる。一方、26年3月期見通しは752億円で同2.0%増の見通しで、780億円程度のコンセンサスを下振れ。また、中期計画を発表しているが、28年3月期事業利益は814億円とし、年平均成長率は3%の見方にとどまっている。ROE目標も12%以上で、25年3月期実績値と同水準。物足りなさがあるとの見方が多いもよう。
東京メトロ<9023>:1803円(-159.5円)
大幅続落。28日に25年3月期の決算を発表している。営業利益は869億円で前期比13.9%増となり、従来計画の880億円を下振れ。26年3月期は887億円で同2.0%増を見込んでおり、950億円超のレベルであったコンセンサスを下回っている。また、中期計画を発表しているものの、28年3月期目標は930億円にとどまっており、市場の目線は1000億円以上とみられていた中、ネガティブな反応が優勢となる形に。
ニコン<7731>:1369.5円(-140円)
大幅続落。28日に25年3月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の190億円から25億円、前期比93.7%減に引き下げ、コンセンサスは210億円程度であったとみられる。固定資産の減損、棚卸資産評価損、構造改革費用などの一時費用を142億円計上したことが主因だが、映像事業とデジタルマニュファクチャリング事業の売上高下振れなども織り込んだもよう。年間配当金も従来計画の55円から前期比横ばいの50円に引き下げ。
住友ファーマ<4506>:787円(+100円)
ストップ高。一昨日に25年3月期の業績上方修正を発表している。コア営業利益は従来予想の300億円から432億円に引き上げ、前期は1330億円の赤字であった。北米セグメントにおいて進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」などが想定を上回っているもよう。減損損失を計上するものの、営業利益も210億円から288億円に引き上げ、150億円程度の市場コンセンサスを大幅に上回る水準になっている。
小松ウオール<7949>:1780円 カ -
ストップ高買い気配。一昨日に25年3月期の決算を発表、営業利益は36.4億円で前期比0.1%減となり、従来予想の38億円は下振れ着地。一方、26年3月期は40.6億円で同11.7%増の見通しとしている。同時に株主還元方針の変更を発表、これまでのDOE3%下限から6%を目安にするとしており、26年3月期年間配当金は130円を計画。前期は65円の水準であった。一昨日終値をベースとした配当利回りは8.8%の水準となる。
売れるG<9235>:1267円(+231円)
年初来高値。連結子会社が運営する「最強の売れるメディアプラットフォーム」で、提携可能なインフルエンサー数が累計7万5000人を突破したと発表している。このインフルエンサーのネットワークは、TikTok、Instagram、YouTube Shortsなどの主要SNSプラットフォームで活躍するクリエイターを中心に構成、完全成果報酬型モデルを採用しており、D2Cマーケティング領域での優位性を実現するとしている。
モルフォ<3653>:1217円(+59円)
大幅に続伸。GPSを活用した車載システム組込み開発などを手掛けるミックウェア(神戸市)との資本業務提携を強化すると発表している。第三者割当でミックウェア株1764株を取得する(取得後の発行済株式総数に対する所有割合は0.73%)。取得金額は約1.49億円で、取得予定日は30日。ミックウェアも同額を上限にモルフォ株を相対取引で取得する。提携強化で両社の技術力を融合させ、さらなるイノベーションを追求するとしている。
Aiming<3911>:297円(+38円)
年初来高値。25年12月期第1四半期(25年1-3月)の営業損益を13.52億円の黒字(前年同期実績1.49億円の赤字)と発表している。開発中のゲームタイトルでの費用負担を清算したことに加え、業務委託費を抑制したことが寄与し、会社計画(11.69億円の黒字)を上回った。第2四半期累計(25年1-6月)の営業損益予想は14.69億円の黒字としている。また、競輪投票ポータル事業のKPJ企画(東京都渋谷区)に出資し、持分法適用会社にする予定。
<ST>




