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今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性
2024/12/24 08:07
*08:07JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性
23日のドル・円は、東京市場では156円34銭から156円81銭まで反発。欧米市場では156円47銭から157円27銭まで上昇し、157円15銭で取引終了。本日24日のドル・円は主に157円台で推移か。米長期金利の上昇を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。
米コンファレンス・ボード(CB)が12月23日に発表した12月消費者信頼感指数は104.7と、11月の112.8から低下した。労働市場については引き続き楽観的な見方が示されており、職が「十分」と「就職困難」の回答から算出する労働市場格差に関する指数は7カ月ぶりの水準に達している。なお、消費者の約半数(46%)はトランプ次期米大統領が検討する関税によって生活コストが上昇すると予想している。米エマーソン大学が最近行った輸入品の関税引き上げについての世論調査でも似たような結果となっており、米国がカナダやメキシコへ追加関税を課すことに関して、消費者の半数程度が米国経済に悪影響と考えると回答している。
<CS>
23日のドル・円は、東京市場では156円34銭から156円81銭まで反発。欧米市場では156円47銭から157円27銭まで上昇し、157円15銭で取引終了。本日24日のドル・円は主に157円台で推移か。米長期金利の上昇を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。
米コンファレンス・ボード(CB)が12月23日に発表した12月消費者信頼感指数は104.7と、11月の112.8から低下した。労働市場については引き続き楽観的な見方が示されており、職が「十分」と「就職困難」の回答から算出する労働市場格差に関する指数は7カ月ぶりの水準に達している。なお、消費者の約半数(46%)はトランプ次期米大統領が検討する関税によって生活コストが上昇すると予想している。米エマーソン大学が最近行った輸入品の関税引き上げについての世論調査でも似たような結果となっており、米国がカナダやメキシコへ追加関税を課すことに関して、消費者の半数程度が米国経済に悪影響と考えると回答している。
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