フィスコニュース


ユーロ週間見通し:伸び悩みか、日本の7-9月期GDPが手掛かり材料に

*14:18JST ユーロ週間見通し:伸び悩みか、日本の7-9月期GDPが手掛かり材料に
■軟調推移、ドイツにおける政治不安の高まりを嫌気

今週のユーロ・ドルは軟調推移。米大統領選でトランプ氏が勝利し、米国経済の回復が期待されたことやドイツにおける政治不安の高まりを受けてリスク回避のユーロ売り・米ドル買いが活発となった。米追加利下げを受けたユーロ買いは週末前に縮小し、ドイツ経済の停滞を警戒したユーロ売りが観測された。取引レンジ:1.0681ドル-1.0937ドル。

■伸び悩みか、欧米の貿易関係悪化を警戒

来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。米大統領選でトランプ前大統領の再登板が決まり、欧米の貿易関係悪化を警戒してユーロ売りは継続する可能性がある。ドイツの政局流動化も懸念材料に。ただし、11月13日発表の10月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回った場合、リスク回避のユーロ売りは縮小する可能性がある。

予想レンジ:1.0550ドル-1.0850ドル

■下落、日本の為替介入に対する警戒強まる

今週のユーロ・円は下落。やドイツにおける政治不安の高まりを受けてリスク回避のユーロ売り・米ドル買いが観測された。また、過度な円安を是正するために日本の為替介入が警戒されており、米ドル高円安の進行は一服したことも影響したようだ。取引レンジ:163円21銭-166円10銭。

■伸び悩みか、日本の7-9月期GDPが手掛かり材料に

来週のユーロ・円は伸び悩みか。トランプ米次期政権の発足をにらみユーロ圏経済の不透明感が深まり、ユーロ売り・米ドル買いが続く可能性がある。ドイツの政局流動化もユーロ売り要因に。ただ、日本の7-9月期国内総生産(GDP)が市場予想を下回った場合、日本銀行による追加利上げ観測は後退し、ユーロ売り・円買いは弱まるとみられる。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・13日(水):9月鉱工業生産(8月:前月比+1.8%)
・15日(金):7-9月期域内総生産改定値(速報値:前年比+0.9%)

予想レンジ:162円00銭-165円00銭




<FA>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2024/11/12 15:00 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   2,002 銘柄
1,237 銘柄   売り
 
 
 
6861 キーエンス 売り転換
4519 中外製薬 売り転換
7751 キヤノン 売り転換
4578 大塚H 売り転換
6146 ディスコ 買い転換



注目コラムランキング

 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS