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前場に注目すべき3つのポイント~FOMC通過で押し目待ち狙いの買いが入りやすい~
2024/09/19 08:52
*08:52JST 前場に注目すべき3つのポイント~FOMC通過で押し目待ち狙いの買いが入りやすい~
19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■FOMC通過で押し目待ち狙いの買いが入りやすい
■セゾンテクノ、2Q下方修正 営業利益 8億円←9億円
■前場の注目材料:東邦ガス、水素燃焼でアルミ溶解・保持、バーナー開発
■FOMC通過で押し目待ち狙いの買いが入りやすい
19日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感が強まりそうだが、底堅さは意識されそうだ。18日の米国市場はNYダウが103ドル安、ナスダックは54ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを決定した。結果判明後に大きく買われる場面もみられたが、先回り的な動きも強かったこともあり、その後はイベント通過で利益確定の売りが優勢となった。パウエルFRB議長が会合後の会見で、特に今後の利下げを急ぐ必要はないと指摘すると、終盤にかけ金利上昇に伴い株式相場も弱含んだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円高の36370円。円相場は1ドル142円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国では足もとで大幅な利下げを織り込んだ動きが強まっていたこともあり、結果判明後は利益確定の売りが優勢になった。一方で、東京市場では日米金利差縮小が警戒されて不安定な値動きが続いていたこともあり、FOMC通過でアク抜けが意識されそうだ。
また、日経225先物はFOMCの結果判明直後に乱高下する場面もみられた。ただし、36000円を割り込まなかったことで終盤にかけてはショートカバーの動きが優勢となり、ナイトセッションの高値で取引を終えている。米半導体株の弱い値動きから強いリバウンドは期待しづらいものの、押し目待ち狙いの買いが入りやすいだろう。FOMC通過で市場の関心は日銀の金融政策決定会合に移るが、前回の利上げが波乱展開のトリガーになったこともあり、2会合連続での利上げの可能性は低いと考えられる。
引き続き為替にらみの展開になりそうだが、日銀会合を警戒して短期的な売り仕掛けの動きがあれば、その後のリバウンド狙いのスタンスに向かわせよう。なお、レバノンでは連日で無線機などの通信機器がほぼ同時に爆発するなか、日本製の無線機が使われたようだ。地政学リスクが高まるなか、物色としてはディフェンシブ系に傾きやすいだろう。そのほか、インデックス売買に振らされやすい需給状況でもあり、個人主体の資金は中小型株に向かいやすいとみられる。
■セゾンテクノ、2Q下方修正 営業利益 8億円←9億円
セゾンテクノ<9640>は2025年3月期第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は125億円から115億円、営業利益を9億円から8億円に下方修正した。流通ITサービス事業におけるシステム開発案件の一部売上計上が下半期にずれこむ予定のため、前回予想値を下回る見込み。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(36380.17、+176.95)
・1ドル=141.90-00円
・シカゴ日経先物は上昇(36370、大阪日中比+190)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・東邦ガス<9533>水素燃焼でアルミ溶解・保持、バーナー開発
・三菱商事<8058>KDDI・ローソンと、「未来のコンビニ」実証
・日本製鉄<5401>USスチール買収の安保審査、大統領選後に、米政府、再申請容認
・旭化成<3407>血液浄化を売却、インテグラルに565億円
・日本郵船<9101>オオノ開發と、船舶リサイクル事業化を検討
・住友ベークライト<4203>住友化学が株を一部売却、シンガポール政府系に
・豊田通商<8015>サイバー対策で米社と提携、車・農機・建機向けシステム開発推進
・J-POWER<9513>東北車産業グリーンエネ協と、宮城で再生エネ供給
・DMG森精機<6141>欧本社の起工式、展示・商談、国際交流の場に
・NEC<6701>LLMの信頼性向上、「幻覚」対策で新機能
・サイバートラスト<4498>エフサステクノロジーズと、リナックスOS運用で協業
・京セラ<6971>欧米新興向けCVC創設
・大成建設<1801>地下水浄化壁向けバリアー材を開発、PFASを長期吸着
・SUMCO<3436>佐賀大・産総研と連携、半導体ウエハー製造にAI活用
・中部電力<9502>三重で営農型太陽光発電所の運転開始
・東海カーボン<5301>SiCウエハーで成長、構造改革推進、黒鉛電極・S&Lの止血急ぐ
・長谷工コーポ<1808>茨城にプレキャスト内床の新工場、年3000戸超製造
・三井不動産<8801>銀座に新ホテル30日開業、連泊の利便性向上
・東京建物<8804>「ヒルトン京都」開業、観光ニーズ取り込む
・栗田工業<6370>製紙品質低下を予測、水質データ分析
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(20日まで)
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期GDP速報値(前年比予想:-0.6%、1-3月期:+0.3%)
・10:30 豪・8月失業率(予想:4.2%、7月:4.2%)
・10:30 豪・8月雇用者数増減(予想:+2.60万人、7月:+5.82万人)
<ST>
19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■FOMC通過で押し目待ち狙いの買いが入りやすい
■セゾンテクノ、2Q下方修正 営業利益 8億円←9億円
■前場の注目材料:東邦ガス、水素燃焼でアルミ溶解・保持、バーナー開発
■FOMC通過で押し目待ち狙いの買いが入りやすい
19日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感が強まりそうだが、底堅さは意識されそうだ。18日の米国市場はNYダウが103ドル安、ナスダックは54ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを決定した。結果判明後に大きく買われる場面もみられたが、先回り的な動きも強かったこともあり、その後はイベント通過で利益確定の売りが優勢となった。パウエルFRB議長が会合後の会見で、特に今後の利下げを急ぐ必要はないと指摘すると、終盤にかけ金利上昇に伴い株式相場も弱含んだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円高の36370円。円相場は1ドル142円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国では足もとで大幅な利下げを織り込んだ動きが強まっていたこともあり、結果判明後は利益確定の売りが優勢になった。一方で、東京市場では日米金利差縮小が警戒されて不安定な値動きが続いていたこともあり、FOMC通過でアク抜けが意識されそうだ。
また、日経225先物はFOMCの結果判明直後に乱高下する場面もみられた。ただし、36000円を割り込まなかったことで終盤にかけてはショートカバーの動きが優勢となり、ナイトセッションの高値で取引を終えている。米半導体株の弱い値動きから強いリバウンドは期待しづらいものの、押し目待ち狙いの買いが入りやすいだろう。FOMC通過で市場の関心は日銀の金融政策決定会合に移るが、前回の利上げが波乱展開のトリガーになったこともあり、2会合連続での利上げの可能性は低いと考えられる。
引き続き為替にらみの展開になりそうだが、日銀会合を警戒して短期的な売り仕掛けの動きがあれば、その後のリバウンド狙いのスタンスに向かわせよう。なお、レバノンでは連日で無線機などの通信機器がほぼ同時に爆発するなか、日本製の無線機が使われたようだ。地政学リスクが高まるなか、物色としてはディフェンシブ系に傾きやすいだろう。そのほか、インデックス売買に振らされやすい需給状況でもあり、個人主体の資金は中小型株に向かいやすいとみられる。
■セゾンテクノ、2Q下方修正 営業利益 8億円←9億円
セゾンテクノ<9640>は2025年3月期第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は125億円から115億円、営業利益を9億円から8億円に下方修正した。流通ITサービス事業におけるシステム開発案件の一部売上計上が下半期にずれこむ予定のため、前回予想値を下回る見込み。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(36380.17、+176.95)
・1ドル=141.90-00円
・シカゴ日経先物は上昇(36370、大阪日中比+190)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・東邦ガス<9533>水素燃焼でアルミ溶解・保持、バーナー開発
・三菱商事<8058>KDDI・ローソンと、「未来のコンビニ」実証
・日本製鉄<5401>USスチール買収の安保審査、大統領選後に、米政府、再申請容認
・旭化成<3407>血液浄化を売却、インテグラルに565億円
・日本郵船<9101>オオノ開發と、船舶リサイクル事業化を検討
・住友ベークライト<4203>住友化学が株を一部売却、シンガポール政府系に
・豊田通商<8015>サイバー対策で米社と提携、車・農機・建機向けシステム開発推進
・J-POWER<9513>東北車産業グリーンエネ協と、宮城で再生エネ供給
・DMG森精機<6141>欧本社の起工式、展示・商談、国際交流の場に
・NEC<6701>LLMの信頼性向上、「幻覚」対策で新機能
・サイバートラスト<4498>エフサステクノロジーズと、リナックスOS運用で協業
・京セラ<6971>欧米新興向けCVC創設
・大成建設<1801>地下水浄化壁向けバリアー材を開発、PFASを長期吸着
・SUMCO<3436>佐賀大・産総研と連携、半導体ウエハー製造にAI活用
・中部電力<9502>三重で営農型太陽光発電所の運転開始
・東海カーボン<5301>SiCウエハーで成長、構造改革推進、黒鉛電極・S&Lの止血急ぐ
・長谷工コーポ<1808>茨城にプレキャスト内床の新工場、年3000戸超製造
・三井不動産<8801>銀座に新ホテル30日開業、連泊の利便性向上
・東京建物<8804>「ヒルトン京都」開業、観光ニーズ取り込む
・栗田工業<6370>製紙品質低下を予測、水質データ分析
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(20日まで)
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期GDP速報値(前年比予想:-0.6%、1-3月期:+0.3%)
・10:30 豪・8月失業率(予想:4.2%、7月:4.2%)
・10:30 豪・8月雇用者数増減(予想:+2.60万人、7月:+5.82万人)
<ST>