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後場に注目すべき3つのポイント~半導体株上昇し取引時間中の史上最高値を更新
2024/07/09 12:14
*12:14JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株上昇し取引時間中の史上最高値を更新
9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅反発、半導体株上昇し取引時間中の史上最高値を更新
・ドル・円はしっかり、日本株の強含みで
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は大幅反発、半導体株上昇し取引時間中の史上最高値を更新
日経平均は大幅反発。前日比606.10円高(+1.49%)の41386.80円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は31.08ドル安(-0.08%)の39344.79ドル、ナスダックは50.98ポイント高(+0.28%)の18403.74、S&P500は5.66ポイント高(+0.10%)の5572.85で取引を終了した。早期の利下げ期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。その後、今週予定されている重要インフレ指標やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長証言を警戒し、ダウは下落に転じた。ナスダックはエヌビディアなどの半導体が支援し、終日堅調に推移し5日連続で過去最高値を更新、まちまちで終了。
ナスダック上昇を受けて、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は41000円手前でスタートした後は、値がさ半導体株の上昇を背景にじりじりと上げ幅を拡大。41386.80円と取引時間中の史上最高値を更新して前場高値引けとなった。一方、自動車株や金融株がさえなかったことからTOPIXは史上最高値更新ならず。
日経平均採用銘柄では、米特殊ガラス企業のコーニンングが4-6月期業績見通しを上方修正したことが材料視されて、フジクラ<5803>、古河電工<5801>が買われた。また、半導体後工程の開発や評価に取り組む日米10社の企業連合を設立が刺激材料となり、レゾナックHD<4004>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>など半導体関連も上昇。このほか、日立<6501>、キーエンス<6861>、旭化成<3407>が買われた。
一方、足元買われていた三菱重工<7011>が12営業日ぶりに反落となったほか、SUBARU<7270>、マツダ<7261>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、三菱自動車<7211>など自動車関連が売られた。このほか、デンカ<4061>、横浜ゴム<5101>、日立建機<6305>がさえない。
業種別では、電気機器、非鉄金属、精密機器、化学、情報・通信業などが上昇した一方、鉱業、海運業、ゴム製品、輸送用機器、銀行業などが下落した。
為替は1ドル161円前後と前日比では円安ドル高で推移している。日本株上昇を受けて、投機筋がリスクオンの円売りを積み上げているとの観測。後場の東京市場は引き続き半導体株が日経平均をけん引しそうだ。今晩、パウエルFRB議長の議会証言が控えていることから、日経平均やTOPIXの後場一段高は難しいと考えるが、日経平均が終値ベースで史上最高値をしっかりと更新できるかに注目したい。
■ドル・円はしっかり、日本株の強含みで
9日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、160円72銭から161円13銭ま
で値を上げた。日経平均株価は寄付きから強含み、前日比600円超高となり日本株高を好感した円売りが優勢に。ユーロは売られやすいものの、対円で値を切り上げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は160円72銭から161円13銭、ユーロ・円は174円04銭から174円35銭、ユーロ・ドルは1.0819ドルから1.0839ドル。
■後場のチェック銘柄
・Amazia<4424>、EduLab<4427>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・6月マネーストックM3:前年比+1.0%(5月:前年比+1.3%)
【要人発言】
・鈴木財務相
「過度な金利上昇やインフレは未然に防ぐ必要」
「日銀の債券市場参加者会合、どういう協議がなされるか注視」
<国内>
・15:45 債券市場参加者会合(銀行、日銀)
<海外>
・特になし
<CS>
9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅反発、半導体株上昇し取引時間中の史上最高値を更新
・ドル・円はしっかり、日本株の強含みで
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は大幅反発、半導体株上昇し取引時間中の史上最高値を更新
日経平均は大幅反発。前日比606.10円高(+1.49%)の41386.80円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は31.08ドル安(-0.08%)の39344.79ドル、ナスダックは50.98ポイント高(+0.28%)の18403.74、S&P500は5.66ポイント高(+0.10%)の5572.85で取引を終了した。早期の利下げ期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。その後、今週予定されている重要インフレ指標やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長証言を警戒し、ダウは下落に転じた。ナスダックはエヌビディアなどの半導体が支援し、終日堅調に推移し5日連続で過去最高値を更新、まちまちで終了。
ナスダック上昇を受けて、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は41000円手前でスタートした後は、値がさ半導体株の上昇を背景にじりじりと上げ幅を拡大。41386.80円と取引時間中の史上最高値を更新して前場高値引けとなった。一方、自動車株や金融株がさえなかったことからTOPIXは史上最高値更新ならず。
日経平均採用銘柄では、米特殊ガラス企業のコーニンングが4-6月期業績見通しを上方修正したことが材料視されて、フジクラ<5803>、古河電工<5801>が買われた。また、半導体後工程の開発や評価に取り組む日米10社の企業連合を設立が刺激材料となり、レゾナックHD<4004>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>など半導体関連も上昇。このほか、日立<6501>、キーエンス<6861>、旭化成<3407>が買われた。
一方、足元買われていた三菱重工<7011>が12営業日ぶりに反落となったほか、SUBARU<7270>、マツダ<7261>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、三菱自動車<7211>など自動車関連が売られた。このほか、デンカ<4061>、横浜ゴム<5101>、日立建機<6305>がさえない。
業種別では、電気機器、非鉄金属、精密機器、化学、情報・通信業などが上昇した一方、鉱業、海運業、ゴム製品、輸送用機器、銀行業などが下落した。
為替は1ドル161円前後と前日比では円安ドル高で推移している。日本株上昇を受けて、投機筋がリスクオンの円売りを積み上げているとの観測。後場の東京市場は引き続き半導体株が日経平均をけん引しそうだ。今晩、パウエルFRB議長の議会証言が控えていることから、日経平均やTOPIXの後場一段高は難しいと考えるが、日経平均が終値ベースで史上最高値をしっかりと更新できるかに注目したい。
■ドル・円はしっかり、日本株の強含みで
9日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、160円72銭から161円13銭ま
で値を上げた。日経平均株価は寄付きから強含み、前日比600円超高となり日本株高を好感した円売りが優勢に。ユーロは売られやすいものの、対円で値を切り上げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は160円72銭から161円13銭、ユーロ・円は174円04銭から174円35銭、ユーロ・ドルは1.0819ドルから1.0839ドル。
■後場のチェック銘柄
・Amazia<4424>、EduLab<4427>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・6月マネーストックM3:前年比+1.0%(5月:前年比+1.3%)
【要人発言】
・鈴木財務相
「過度な金利上昇やインフレは未然に防ぐ必要」
「日銀の債券市場参加者会合、どういう協議がなされるか注視」
<国内>
・15:45 債券市場参加者会合(銀行、日銀)
<海外>
・特になし
<CS>