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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の押し目狙い~
2024/05/27 08:45
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の押し目狙い~
27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株の押し目狙い
■ソフトウェアS、2Q上方修正 営業利益 52.01億円←47.56億円
■前場の注目材料:ソディック、「植物肉」に参入、特殊加熱装置開発
■ハイテク株の押し目狙い
27日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。24日の米国市場は、NYダウが4ドル高、ナスダックは184ポイント高だった。人工知能(AI)ブームを背景としたハイテクセクターの買いが根強く、相場をけん引する格好となった。3連休を控え、参加者が限られるなかでNYダウは上げ幅を縮めたが、ナスダックはエヌビディア主導での強い値動きだった。シカゴ日経225先物は大阪比200円高の38800円。円相場は1ドル156円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物のナイトセッションは小幅な値動きではあったが、75日線を上回り、ボリンジャーバンドの+1σ水準を回復してきた。本日は米国市場がメモリアルデーの祝日となる影響から海外勢の商いは限られると考えられるものの、米ハイテク株高を支援材料に指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を支える流れになりそうだ。
買い一巡後はこう着感が強まりそうだが、下値の堅さがみられる局面においては、先物主導で買い仕掛け的な動きが入りやすいだろう。短期的な売買が中心であるため、値幅は出にくいと考えられるものの、米VIX指数は再び12.00を下回ってきたこともあり、売り仕掛け的なトレードは限られそうだ。短期的に売りを仕掛けてくる流れとなれば、その後のリバウンドを狙ったスタンスに向かわせよう。
物色としてはエヌビディアの上昇を手掛かりに、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>といった値がさハイテク株のほか、AIの成長期待から関連銘柄への関心も強そうだ。ただし、AI関連の中小型株については資金の逃げ足の速さが目立つため、フットワークが重要になりそうだ。そのほか、ニデック<6594>は過去2期分の決算修正を行った。嫌気売りが入る可能性がある一方で、自社株買いを発表したことや株価は高値圏で推移していることから需給状況は良好である。売り仕掛けが入る局面では押し目狙いのスタンスになりそうだ。
■ソフトウェアS、2Q上方修正 営業利益 52.01億円←47.56億円
ソフトウェアS<3733>は2024年10月期業績予想の修正を発表。売上高は201.34億円から219.81億円、営業利益を47.56億円から52.01億円に上方修正した。既存ユーザーへの深耕営業が功を奏し、予想を上回る追加システム導入及びサーバリプレイスの受注があった。通期業績予想については、下半期における受注案件の今後の進捗や終了のタイミング及び予定外の追加受注動向に左右される部分もあり、予想を据え置いている。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(39069.59、+4.33)
・ナスダック総合指数は上昇(16920.79、+184.76)
・シカゴ日経先物は上昇(38800、大阪比+200)
・SOX指数は上昇(5220.92、+94.93)
・VIX指数は低下(11.93、-0.84)
・米原油先物は上昇(77.72、+0.85)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・ソディック<6143>「植物肉」に参入、特殊加熱装置開発
・TOPPAN<7911>アフリカ攻勢、教科書発行など4事業
・三菱電機<6503>アイシンと、EV部品供給強化へ新会社、車載再編へ
・関電工<1942>YKK APと、ビル窓で太陽光発電
・トーセイ<8923>名古屋鉄道と資本業務提携、不動産で相乗効果
・伊藤忠<8001>グーグルに環境価値を供給、専用太陽光を開発
・日本航空<9201>相次ぐトラブル、国交省が臨時監査
・トヨタ自<7203>楕円形タンク開発、搭載量1.5倍、水素エンジン車進化
・明治電機<3388>杉脇弘基社長「水素事業を拡大」
・三菱電機<6503>ベトナムに共同出資会社、東南ア向け遮断器製販
・コンバム<6265>社長・佐藤穣氏、半導体・ロボの二刀流狙う
・三浦工業<6005>生菌分離装置を開発、3時間でレジオネラ検出
・冨士ダイス<6167>社長・春田善和氏、新事業開発で専門組織
・三菱重<7011>ベルギーで高炉CO2回収実証
・三井不<8801>宮城に物流施設、東北6県と首都圏を中継
・ユニチカ<3103>重縮合ポリマー製造受託強化、岡崎事業所を整備
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・09:05 植田日銀総裁開会あいさつ(日銀金融研究所主催24年国際コンファランス)
・11:05 内田日銀副総裁基調講演(日銀金融研究所主催24年国際コンファランス)
<海外>
・10:30 中・4月工業企業利益(3月:前年比-3.5%)
<ST>
27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株の押し目狙い
■ソフトウェアS、2Q上方修正 営業利益 52.01億円←47.56億円
■前場の注目材料:ソディック、「植物肉」に参入、特殊加熱装置開発
■ハイテク株の押し目狙い
27日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。24日の米国市場は、NYダウが4ドル高、ナスダックは184ポイント高だった。人工知能(AI)ブームを背景としたハイテクセクターの買いが根強く、相場をけん引する格好となった。3連休を控え、参加者が限られるなかでNYダウは上げ幅を縮めたが、ナスダックはエヌビディア主導での強い値動きだった。シカゴ日経225先物は大阪比200円高の38800円。円相場は1ドル156円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物のナイトセッションは小幅な値動きではあったが、75日線を上回り、ボリンジャーバンドの+1σ水準を回復してきた。本日は米国市場がメモリアルデーの祝日となる影響から海外勢の商いは限られると考えられるものの、米ハイテク株高を支援材料に指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を支える流れになりそうだ。
買い一巡後はこう着感が強まりそうだが、下値の堅さがみられる局面においては、先物主導で買い仕掛け的な動きが入りやすいだろう。短期的な売買が中心であるため、値幅は出にくいと考えられるものの、米VIX指数は再び12.00を下回ってきたこともあり、売り仕掛け的なトレードは限られそうだ。短期的に売りを仕掛けてくる流れとなれば、その後のリバウンドを狙ったスタンスに向かわせよう。
物色としてはエヌビディアの上昇を手掛かりに、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>といった値がさハイテク株のほか、AIの成長期待から関連銘柄への関心も強そうだ。ただし、AI関連の中小型株については資金の逃げ足の速さが目立つため、フットワークが重要になりそうだ。そのほか、ニデック<6594>は過去2期分の決算修正を行った。嫌気売りが入る可能性がある一方で、自社株買いを発表したことや株価は高値圏で推移していることから需給状況は良好である。売り仕掛けが入る局面では押し目狙いのスタンスになりそうだ。
■ソフトウェアS、2Q上方修正 営業利益 52.01億円←47.56億円
ソフトウェアS<3733>は2024年10月期業績予想の修正を発表。売上高は201.34億円から219.81億円、営業利益を47.56億円から52.01億円に上方修正した。既存ユーザーへの深耕営業が功を奏し、予想を上回る追加システム導入及びサーバリプレイスの受注があった。通期業績予想については、下半期における受注案件の今後の進捗や終了のタイミング及び予定外の追加受注動向に左右される部分もあり、予想を据え置いている。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(39069.59、+4.33)
・ナスダック総合指数は上昇(16920.79、+184.76)
・シカゴ日経先物は上昇(38800、大阪比+200)
・SOX指数は上昇(5220.92、+94.93)
・VIX指数は低下(11.93、-0.84)
・米原油先物は上昇(77.72、+0.85)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・ソディック<6143>「植物肉」に参入、特殊加熱装置開発
・TOPPAN<7911>アフリカ攻勢、教科書発行など4事業
・三菱電機<6503>アイシンと、EV部品供給強化へ新会社、車載再編へ
・関電工<1942>YKK APと、ビル窓で太陽光発電
・トーセイ<8923>名古屋鉄道と資本業務提携、不動産で相乗効果
・伊藤忠<8001>グーグルに環境価値を供給、専用太陽光を開発
・日本航空<9201>相次ぐトラブル、国交省が臨時監査
・トヨタ自<7203>楕円形タンク開発、搭載量1.5倍、水素エンジン車進化
・明治電機<3388>杉脇弘基社長「水素事業を拡大」
・三菱電機<6503>ベトナムに共同出資会社、東南ア向け遮断器製販
・コンバム<6265>社長・佐藤穣氏、半導体・ロボの二刀流狙う
・三浦工業<6005>生菌分離装置を開発、3時間でレジオネラ検出
・冨士ダイス<6167>社長・春田善和氏、新事業開発で専門組織
・三菱重<7011>ベルギーで高炉CO2回収実証
・三井不<8801>宮城に物流施設、東北6県と首都圏を中継
・ユニチカ<3103>重縮合ポリマー製造受託強化、岡崎事業所を整備
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・09:05 植田日銀総裁開会あいさつ(日銀金融研究所主催24年国際コンファランス)
・11:05 内田日銀副総裁基調講演(日銀金融研究所主催24年国際コンファランス)
<海外>
・10:30 中・4月工業企業利益(3月:前年比-3.5%)
<ST>